EXPERTにHDD用フラットケーブルを取り付ける

自分がヤフオクで落札したSUPERとEXPERTは、ともにHD内蔵のものだったがマシン廃棄の際にHDDがマウンタとケーブルごと抜かれてから捨てられたようだ。その為下部基板から背面のHDDコネクタ基板までのケーブルがない。
SUPERではHDDに対応したソフトは起動時軒並み止まってしまうし、EXPERTでもSASIポートにSxSIを介してSCSI機器を接続するなどができない状態だった。なのでフラットケーブルを注文した。


ケーブルダイレクトでMILソケットケーブルを注文した。

ストレートケーブルで20cmのものをチョイスした。10cmでもよさそうだったが念のため。EXPERTは20ピン、SUPERは26ピンだ。
どちらも\230。送料は\500くらいで\1008円だった。安いのに凄くしっかりとした文句のつけようがない作り。
ビニール袋もチャック付きで電子部品いれたりMOディスクに埃がつかないように入れたりとか再利用できる。助かる。
到着までたったの一日。日本の物流はどうかしてるぜ!!


ケーブルのストレインリリーフを取り外す

ストレインリリーフ*1もきちんとついている立派なケーブルだが、そのままだとそれが邪魔になり基板コネクタのロックができない。
だから取り外すのだが、クリアランスが全然ないため結局マイナスドライバーでこじってロックの爪を破壊して取り外した。
勿体無い。
なおケーブルダイレクトでは、ストレインリリーフ無しのモノは扱っていないようだ。


ケーブルを取り付けたの図

これでゴミから拾ったくさい"EXPERT-HD"は、"EXPERT"相当で復活した。
アンフェノール50ピンのSASIコネクタはSxSIによりSCSI機器を接続し利用できる。速度もSCSIに比べても遜色ない*2
実際にX68ユーザー御用達の黒いMO"オリンパス 230MO TURBO BLACK"を接続すると快適に使えました。


HDDを内蔵する場合は、20pin(メス)-20pin(メス)の50cmのケーブルに、15cmくらいのところにもう一つ20pin(メス)コネクタを圧着したケーブルを作り、20pin(オス)-50pin(メス)の変換基板を作るのが簡単かな?
ケーブルバラして20pinから50pinに配線するのって結構大変だし、50pin側はGND全部配線しなきゃならないしやっぱり変換基板作ったほうが楽そう。





..........しかし、なんつーか。動いている縦型超かっこいい....。
中身捨ててAtomマザー仕込んでPCにしようかまよったけど、しなくて本当に良かったです。

*1:ケーブル抜き差しのときにケーブルにストレスをかけない為のもの

*2:っていうかX68のSCSIは洒落にならないくらい遅い