PCとプリンタの電源の極性をチェックする
そういやいままでPCはやったことがなかった。
デスクトップPCは、電源ユニットに三端子のコネクタがついてます。
電源ケーブルは、電源ユニット側は三端子ですが、コンセント側は二端子もしくは二端子とアース線になってます。
でもって電源ケーブル製造メーカの通販サイトで知識を仕入れたところ、三端子側はN/E/Lの印がついてます。
おのおののアルファベットの意味は以下のとおり
- N(Natural)-非活性側/コールド
- E(Earth)-接地
- L(Live)-活性側/ホット
Nの非活性側は基準電圧になるほうです。壁のコンセントでは長穴の方です。
Lの活性側は電圧がかかってるほうで、コンセントは短穴の方です。
ホームセンターなどで手に入る検電ドライバーをコンセントに指すと、Lの活性側/ホットのときはネオンランプが点灯します。
これで確認できます。
日本の一般家庭のコンセントは基本的に二端子ですんで、どっちが活性か非活性か気にせず差し込んで使う方が99%だと思いますが、これらをきっちり合わせると効率がよくなります。
オーディオだと若干音が大きくなったりノイズが減ったり、ボーカルや高音の伸びがよくなったりしますし、洗濯機やファンヒータなどモータの塊ですと駆動騒音が減ったりします。
PCは電子機器とHDDや冷却ファンなど高回転モータの組み合わせですので、できるならば極性あわせしたほうがいいと思います。
ちなみに私の場合では、極性あわせをする前は三台載ってるHDDが微妙にずれた唸り音を発して、それが不協和音のように嫌なノイズになってましたが、それがほとんどなくなりました。
ではどうやって極性あわせをするか
- PCの電源を落とし、電源ユニットから電源ケーブルを抜く
- 電源ユニットの電源コネクタをよくみると、N/L*1/EのマークがあるのでNの位置を確認する。
- 電源ケーブルの三端子側のNの穴が、二端子側のどちらにつながってるか、テスターで確認する。
- 電源ケーブルの二端子側のNを、コンセントの長い穴の方*2に差し込む。
これでokです。
検電ドライバーやテスターがない人は以下を目安にしてみてください。
- 自分の家にある三端子〜二端子(+アース)の電源ケーブルは、すべてアース線が出ている側がN(非活性側/コールド)です。
- コンセントは長穴の方、正しく電気工事がされていれば、向かって左手側がNになります。
もっともうちは正しく工事されてなかったので、検電ドライバーで確認したら右手側がNでしたが……
さてと...元から二端子の電源機器はどうやって確認するか...
分解してスイッチング電源の二次側GNDパターンに対応している、一次側パターンのほうがN/非活性側ということになる。
ということでフタあけたら片っ端から電源の写真を撮って確認って感じか....