X68のフラッシュメモリ化を妄想する

2万だせばいいんだけどね


X68用のフラッシュメモリ化といえば、バッファローのHDDに入っているSCSI-IDE変換基板を介し、IDE-CF変換基板を介し、CFカードを接続するX68三段活用が定番でした。


そんな狭き門しかなかった状況を打破するすんげぇのが登場した、その名も変換番長だ!!
クラシックPC研究会 | 昔、なつかしい、あの場所へ
SCSI変換はもちろん、まさかのSASI変換機能もある
加えて、一枚のSDカードをSCSI/SASIの機器ID分すべてに分割して割り振ることができる。
夢の「SCSI No.1から7番に HDD全接続」がこれ一枚で可能だ!!!
マジですげぇ。
今までしらなかった俺はすごくない.....。


しかしながら、内蔵型で13000円程度と高価だ。
最近のPC用変換基板の価格からすれば4倍5倍もする価格だけど、基板を見て納得。
いわゆるFPGAなる高いチップがどかんと載ってます
大量に数がでれば*1、中身焼きこんだチップに変更できるから若干安くなるだろうけど、これはたぶんチップの値段が大半なんだろうなー。
写真よく見たら ALTERA の Cyclone IV。PCIeの機能は必要ないからおそらく Cyclone IV E かな?
ALTERAの通販だと1チップMSX規模のやつだと$28くらい。
しかしすげーな。
SCSIやSASIのHDD側のコントローラチップって、コマンド解析して複数の動作せねばならんのですけども、それ1チップでできちゃうのか。
SASIで40MBのHDD持ってたけど*2、コントローラ基板にはチップが20ヶくらい載ってたわけで、さすがに隔世の感があります。
Z80とか余裕で動くんだろうか>>Cyclone


買おうか思案していて思った

ARMの1チップマイコンにSDカードスロットつけた拡張ボード作って、SDカードのファイルアクセスプログラム書いて、SxSI同様の起動プログラム書いてX68のSRAM*3に書き込んだら、HDD同様の外部記憶機器として使えるんじゃねぇかとも思った。
ついでに128MBくらいのDRAM乗せて、小規模FGPAでフルメモリ実装機能もつければ、X-Simm10の差し替えにもなる。
残りの128MB-10MBのメモリはバンク型のRAMDISKにもなるし。
加えてARMの1チップマイコンが乗ってるからFloatARM.x書けば浮動少数点演算用コプロセッサとしても使える*4し、やる気があればその高速性を見込んでサブプロセッサボード機能もあり*5だし、1チップマイコン内蔵のD/AとA/Dも使えるようにしとけばPCMの録音再生もできるかな。
USBポートもついてっから、がんばればキーボードとマウスくらい接続もできるかもだし、超絶がんばればFATフォーマットのUSBメモリでファイルのやりとりもできるようになる。


そっちのボードだとちょっとほしいかな。
X68用はもちろん、PC98用も。
知識と設備と時間とやる気がある人は設計して作ってみてください。
私はやる気だけですからちょっと無理。

最大の問題は....

去年X68つかってない。
PC-98リバイバルザナドゥを10回くらいプレイしたかな。

*1:1000ヶとか5000ヶ単位

*2:つか基板だけばらして今も持ってる。だって手付けで半田付けできるような32KBのSRAMのってるんだものw

*3:もしくはSxSI追加した改変BIOSをEEP-ROMに

*4:それを現在つかうかどうか...

*5:サブプロセッサボードって複数でてたけどゲームが対応したボードは皆無だったな..