マイコンボードで何をつくるか?
うちには現在眠っているマイコンボードがいくつかある。
マイコンボードといっても、トラ技の付属基板なので、MCU+シリアル/USB変換ICと電源用ICが載ったくらいなものなので、ほぼフルスクラッチで製作することになる。
それくらいだったら秋月で実績のあるマイコンボード買ったほうが早いかな?
H8-CPU搭載のLANポートつきマイコンボードは\3,750。
若干高価だけど16MbitDRAMが乗っているので、2MBというマイコンとしては超大容量のフリーエリアがある。
バスも出ているから、FPGAの人が作ったフレームバッファと組み合わせれば、壊れたノートPCの液晶なんかも再利用できるかもしれない。
でも妄想の段階で、既にお遊びのレベル超えるてるなぁ。
ほかにはVIAのEPIA-M10000を二枚所持*1している。
これらは一枚\1,000で買って、修理用コンデンサが\2,500。大体送料込みの\6,000だったから、一枚あたり\3,000。
アーケードゲームで使われた実績がある*2わけだし、PCだから苦労しなくてもLinuxはインストールできるわけだしこっちの選択肢もある。
古いパソコンでWinなどのリッチOS使わず、下からコード書いてコマンドラインから起動する小メモリでも動くやつを作ったものではだめなのかって話になるし。
ほかにゲーム機のドリームキャストなんかもある。
あれではFreeBSDが動くし、ゲーム通信用ポートはシリアルポートそのものなので、PICみたいな低性能のコントローラマイコン搭載したI/O基板つくってシリアル接続すれば、たとえばLEDイルミネーションの制御なんかは高性能のマイコン基板を買ったり設計したりせずにできると思う。
ジャンク\500とかで売ってるしね。
もっともマイコン工作の場合、少ない部品で低クロックでその機能を達成するかが腕の見せ所みたいなもんだから、ゲーム機みたいな大食いの連中は永遠に出番がないかもしれない。
そもそもアマチュアは○○を使ってみたい作ってみたいという気持ちばかりが先にたって、何をするのかとか、どう使うのかとかがあいまいだ。
- 何を作るのか?
- どういう機能を盛り込むのか?
- どれだけの電力を使うのか?、商用電源か電池かもしくは太陽電池や手回しの手動か?
- どれだけの時間リセットさせずに継続運用するのか?
- そもそもそれはすでに市販されているのではないのか*3?
- 市販のスマホやゲーム機などガジェットで代用できないのか?
- だれが何人が使うのか。本人だけなら諦めてしまえばほかのことに時間を使える。
と、まあいろいろ考えることはあるよね。
趣味でやるにはお金が\3000〜\5000ずつ一ヶ月くらいごとに飛んでくんだよね。
時間は二度と戻らないし。
ただで一瞬で作れるわけじゃないから、よくよく検討してから手をつけよう。