デレステのLivePartyで回線がぶちぶち切れるときは

まずはip固定しましょう。


デレステのLivePartyといえば、デレステで数少ないユーザ協調プレイ週間です。
他のプレイヤーが所有しているSSレアキャラクターが、自分のゲームプレイに参戦してきます。
ということで自分がSSキャラを所有していなくても、特別衣装のキャラでゲームを楽しめるため最高に楽しいし、また燃えます。
でも、スマホのネットワーク設定が適切でなければ、ブチブチと回線が切れたりします。
独りプレイは辛い.....。


ということで、うちで効果があった対策を以下に記します。

スマホの設定 - まずはスマホのipを固定化する

なにも考えずにWi-fiスマホをネットワークに接続すると、DHCPでの接続になります。
DHCPっていうのはルータから空いているipアドレスを割りふってもらうものです。
これをやめて、スマホipアドレスを固定化します。
ipアドレスの4桁のうち最後の桁の数値を、適当なものを自分で振って固定化します。


このあたりは詳しく説明したページが山ほどあるので、『スマホ ip 固定』あたりで検索して設定してください。

ルータの設定 - 固定ip/DHCP割り当てを見直す

これはルータのメーカや種類にもよると思うのですが、ipアドレスを固定化した割り振り方で不安定になることがあります。
すくなくとも私のNEC ATERM WR8150Nでは、これをやるまでブチブチのまんまでした。

ルータに接続するPCやゲーム機が複数ある場合、固定ip化する機器はipの数字の小さい方にして、DHCPの割り当てはそれよりも後方に配置するとよいようでした。


具体的には、

機器 ip
ルータ 192.168.0.1
PC1 192.168.0.2
PC2 192.168.0.3
NAS 192.168.0.4
PS3 192.168.0.5
TV 192.168.0.6
レコーダ 192.168.0.7
スマホ 192.168.0.8
固定ip予備 〜192.168.0.10
DHCP 192.168.0.11〜16

DHCPは192.168.0.11から割り振るようにルータに設定します。


不安定でブチブチ切れるときはこんな感じでした。

機器 ip
ルータ 192.168.0.1
PC1 192.168.0.2
PC2 192.168.0.3
NAS 192.168.0.4
固定予備(PC系機器) 192.168.0.5
PS3(DHCP) 192.168.0.6
スマホ(DHCP) 192.168.0.7
DHCP予備 〜192.168.0.10
TV 192.168.0.11
レコーダ 192.168.0.12

DHCP割り当ては、192.168.0.5〜10で設定してつかってましたが、新たにテレビとレコーダを購入し機器が増えた後は、固定ip機器を順番にまとめるのが面倒くさいので、DHCP割り当てのip番号以降に割り振ってつかっていました。
この状態、固定ip機器の中間に、DHCP割り当ての機器がはさまる形では、なぜか安定しませんでした。



ちなみに、これに気が付くまで結構時間がかかりました。
ルータ特有の問題なのか、一般的にそうなのかまではわかりません。

ルータの設定 - UPnP機能を禁止/解除する

UPnPといえば、ネトゲCo-opプレイするために適切なポートを、ゲームアプリが一発で開けてるくれる便利な機能...『でした』。
しかしこの機能、ちょっと検索すればわかる通り、セキュリティ上大穴を作る機能以外のなにものでもありません。


また最近のゲームアプリの方も、昔のようにユーザ側がルータのポートを開放しなくても、Co-opや対戦など協調プレイできるようにゲームサーバを設置してます。
UPnPは禁止/解除しませう。

ルータの設定 - 無線のチャネルボンディングの解除する

ちょっと前からの無線LANルータには、アンテナが二本入ってるようになってます。
この二本のアンテナで隣り合うチャンネル(1ch+2ch)などを束ねて使うことで、倍の速度で通信する機能がチャネルボンディングです。


これは二本のアンテナがついている対応無線カードの入っているPCでは効果がありますが、『スマホに内蔵されてるアンテナは一本』でスマホの接続では高速にならず『効果がありません』。


ということで、解除してしまいましょう。
また解除することで、スマホと同時にPCを使っているときに、それぞれの機器の接続が独立したアンテナに割り当てられるので、無線通信が安定するはず。


無線環境の確認 - ヒトんちの電波が干渉してないか

他の無線ルータやスマホの電波と鑑賞していないか調べます。
私は『Acrylic WiFi Home』を使いましたが、日本語対応したほかのものでもいいと思います。


IEEE802.11gの2.4Ghz帯の場合、チャンネルは1〜11chまで選べます。
普通はルータが、自動で干渉しない空いているチャンネルを検索し、適切なチャンネルでユーザ機器を接続するはずなのですが、うまくいかないときは自分で固定化設定してみます。
地道に試してみたところ、うちでは10ch〜11chくらいが安定しているようでした。
10chや11chなどは、実際の周波数は2457Mhz〜2462Mhzの2.4Ghz帯後方になります。
1chの2412Mhzからは50Mhz分ずれます。
ずらすことで干渉されにくくなるわけです。



なお2.4Ghz帯の1ch〜3chなど数字の若い方は、旧式のWi-Fi機器が一般的ではないときに設計/販売された古い家庭内無線電話*1や、一部の電子レンジなどで干渉する場合があるみたいです。

人間の確認 - 力技にて腕をまっすぐに伸ばす

いやネタでなく


スマホWi-Fiアンテナは、スマホの基板、つまり画面の裏側に入っています。
スマホの裏側を中心にして同心円状に電波が飛んでと思われるので、その電波が干渉しないように腕をまっすぐにして人体から離すわけです。
まるでネタですが、実際にスマホWi-Fiアイコンのメモリがバリ3(バリ5かも)になるんで、実際効果はあるんでしょう。


またルータの方向にスマホの背面が向くようにすると、電波を受けやすくなるはずです。
座る椅子の位置を調整してみるのが手っ取り早いかもしれません。


コーヒーブレイク - まとめ

無線LAN関係の設定をすべて見直した結果、ブチブチ切れることはほぼなくなったのに加え、スマホWi-Fiアイコンのメモリが常に+1されるなど、Wi-Fi状況が明らかに改善しました。
スマホでよくなったということは、同じくWi-Fiを使うノートPCやPS-Vitaなど他のゲーム機でもよくなってると思われます。

*1:92年〜98年ごろに販売された無線子機のある電話