SonyのHDブラウン管テレビを修理した
5/8回点滅のアレ
10日くらい前に修理した。
別に俺は、この半年はPSO2とデレステやってるし、テレビアニメはスマホからDアニメストア使うようになったので、テレビ修理しなくてもどうでもよくなりつつあったが、母が大河ドラマでニコちゃん俳優が見れないとブチ切れたのでなんとか修理した。
居間に松下の液晶テレビがあることはあるんだが、父が在宅の際には常に占領しているのに加えて、自分より若い男性俳優が格好をつけている映画やドラマというものは一切みないみせないという解りやすいヒト*1なので、母はテレビをみるには私のゲームモニタであるKV-28HD650を使うしかなかったのでありました。困ったもんだ。
修理で一番大変だったことは、75kg弱もあるKV-28HD650をテレビ台から移してひっくり返すこと。
筋骨たくましい若者を確保するのが一番大変だった。
あとは別に大したことない。
スッポンで半田吸い取って、部品"MCZ3001DA"を取り外し、対策品の"MCZ3001DB"を変えればいいだけ。
片面基板だし、部品のICの足は細く、ランドの穴に対して余裕があるので、すっぽんでも半田吸い取り線でも余裕で抜ける。
うちにも両方あるが、半田吸い取り線*2は購入後数年経ってるので、酸化してしまい吸い取りがよくなかったのでスッポンを使った。
三時間くらいで終了。
うちはんだ作業は30分くらいで、他はテレビのほこりを掃除機で吸ったり、プラスチックのガワがバキバキいわないように丁寧に取り外したり、組みつけたりとかそんな感じ。
二つとっかえるのが定石だが
うちの奴はフライバックの近くの片方とっかえた時点で正常にもどった。
■フライバック近辺(交換前)
基板がさかさまに写ってるようですが、これで天地まちがいなし。上側にフライバック。出てるケーブルに触ると普通に死ぬかも。
■フライバック近辺の基板面(交換前)
基板のランド(穴)は、ICのの足の細さに大して非常に広いので、半田ごてを丁寧に扱えば誰でもできるレベルです。
ICの足近辺にSMDの抵抗がついてますが、それを間違って外すと普通にテレビ破壊するかもしれない。ご注意を。
■フライバック近辺(交換後)
上側のフライバックの近くだけ対策品"〜DB"に交換して修理完了。本来は両方交換です。
交換後の基板面は写真撮り忘れ。テレビ持ち上げてくれるヒトが出かけそうだったので慌ててた。
■外したMCZ
外すときにすっぽんが暴れるため、足が曲がってます。それくらい細い足のICです。
もう一つは基板が固定されてるプラスチックのトレイのレールの下にあり、作業するためには、トレイをはずすかレールをニッパで切り取る必要があるの。
大変だなぁ...と思ってた方は正常だったので、楽ができました。
■下側のMCZが取り付いてる基板面
このレールをニッパでバキバキする勇気はない。かといって配線を全部外して基板を取り外すのは、高電圧2万ボルトを逃がしてからの作業になる。辞めとけ。
***写真はあとで掲載します。
古いデジカメの中に入ってるけども、そのデジカメはWinXPマシンにしか接続しないのですが、そのWinXPマシンはアップデート終了につきネットに接続しないので云々。
まあ面倒くさいってことで。
だってPicasaがつかえないんだもん。編集めんどいよ。
おまけ ソニーのトリニトロン管テレビ搭載のウーハスピーカ
このテレビには、ジャパネットタカタのテレビ通販でいうところの2+1chスピーカつきテレビ台が装備しているような、高出力のスピーカが最初から内蔵されてます。
つまり......地上波/BS波で放送されるテレビアニメやテレビドラマ等、ステレオ2chで音声が収録されてる作品をみるには、十分高音質で満足できます。もちろんドルビー5.1chとかがんばりすぎたヤツを除く、ほとんどすべてのゲームもです。
プラスチックのガワに内蔵されてるスピーカですが、バブル時代の常識だったドンシャリ傾向もなく、なかなかいい音です。
■上から見た図
ウーハ用のスピーカ。ボックスの容量にハァハァしてしまう。
薄型テレビ全盛のいま、こんなの絶対おかしいよ!とか言われそう。
■斜め下から見た図
ウーハのボックスは両脇が下がるようになってます。
この形状は、ボックス容量稼ぐのは理解できるんだけど、音質に寄与する要素もあったのかな??