R2の燃費が...

R2-R(4WD)/CVT 満タン法にて、13.85km/l


................真冬でヒーター効かせた時の9年目のR2-i(4WD)/5MTの標準燃費じゃねーか。
しまったぁぁぁぁ。
やっぱMT車にしとけばよかったぁ。
R-CVTだから確実に燃費がよくなると思ったのにマジすか!?

対策練るべくネットで検索しまくる

CVTについて理解したこと。

  • CVTは発進加速時トルコンがつかわれるので燃費悪い。
  • 朝一の起動直後は、CVTオイルを温めるのに数分かかるらしく5km〜10kmはトルコン状態で走る*1
  • 加えて朝一起動直後は、チョークでガス大目に噴出してるからさらに燃費悪化。
  • Lレンジはほぼトルコン状態で走行
  • R2のi-CVTのトルコンとロックアップの切り替わりは20km/h程度。軽いごくごく超軽い変速ショックで切り替わりがわかるらしい。
  • 加速するときはロックアップが切り替わってから、ガッツリ踏んでいくある程度踏んで維持、そして目標の速度に達したら若干戻す。戻しても回転は落ちない。
  • キックダウンやダブルキックしても、ATじゃないから一段ギアを落とすわけでもないので意味が無い。基本じんわり加速で。


ちょっとした登り坂でもすぐにLに入れてたし、60km/hから高速走行に入るときの加速程度に踏んでくときも、ダブルキックが気に入らない*2からいったんLレンジに入れて加速してから、またDに戻すとか意味のないことをやってた。
またCVT車納車直後なので、わりあい加速走行したり高速で走ってみたり、逆に砂利道をLで走ってみたりバックで結構ガバっと踏んでみたりとか、実験的走行してたのも影響してるかも。

とりあえず使わないものを下ろすことにする

東北ロードマップとか写るんですとか。

ロードマップはスマホで代用できるし、写るんですも事故時の証拠写真がデジタル写真でもokらしいのでもう使わなくても大丈夫だろう。
あとはマット三枚重ねを一枚にするとか、リアシートのウレタンクッションを使うときだけ持ち込むとか、
非常用ハロゲンライトを超高輝度LEDマグライトにするとか、高速の三角板を高速乗るときだけ積むとか。

下ろした

純正マットと、あとから前オーナーが買い足した薄手の500円マットを下ろし、水洗いokのゴムマットだけにした。
運転席のみ純正マットをしいて二枚重ね。
おおよそ7キロくらい減量。


リアシートのウレタンクッションx2と、腰とシートに当てるクッションも下ろした。
大体3キロ強くらい減量。


東北ロードマップもおろし、普段から行きかう100?〜200?圏内分のページのみコピーしておいた。
割合でかくて厚い本なので、大体800グラムくらい減量。


あとはまったく使わない市の反対側のガソリンスタンドのカード/領収書ホルダーとかは、捨ててもいいと思うが捨てられない。
なんかきっかけが欲しい

空気圧を調整した

R2は軽だけど足回りがゴージャスで路面に吸い付くように走るが、その代償としてまるでオートバイのように路面の凹凸を拾い捲る。
ちょっとでも乗り心地がよくなるように、規定値より0.5?減らした空気圧にしていたが、断念して規定値より0.5?増やした。
空気圧が増えれば設置面積が小さくなるんで、燃費向上につながるはず。
これでまた乗り心地が悪くなった。

ある程度意識し、メータ睨んで走行して気がついた

CVTは、ATやMT車の様にアクセル操作がそのまま加減速に直結してない。
踏んだからといってすぐに車速は変わらない。
逆にアクセル一定維持していても、CVTが最適なギア比になるまでじわーっと変えてくので、結果としてかなり地味ながら加速し、気がついたら速度は結構でていたりする。


レスポンス超悪いね.....。
加速が悪いのは目をつむるとしても、アクセルオフですぐさま減速しないのに戸惑った。
MT車はアクセルオフだけでも車速がスッと落ちるが、CVT車は2テンポくらい遅れて車速が下がる。
急落する感じじゃなくて車速がジワジワ下がる感じ。
ブレーキを使うまでもない緩いコーナーで、コーナー手前でアクセルオフしてクルマの向きを変えるきっかけを作ろうとすると、MT車の感覚で操作すると間に合わずコーナー出口辺りで車速が落ちる、でもってコーナーから脱出するときに加速状態にないから余計に踏む感じになる。
燃費が悪いのはこの辺りが原因か。
運転を大幅に見直さなきゃいけないかもしれん。


なんつーか、インダイレクトドライブって感じさ。
助手席にのって、運転手に指示出してる感じだろうか。
うはは_no


車検の時の代車でCVT車借りて何度も乗ったけど、他人のクルマだからとにかく短時間だけ乗ってあとは使わないように心がけてたので、CVTが何たるかをまったく理解してなかった。
つか意識したとしてもわからんか...。
こういうのは実際所有してみてひと月から乗ってみてようやく感づく。
残念。

15/07/06 燃費向上せず

基本的に上の対策はほぼ効果がなかった。
むしろ距離が伸びるほどわずかづつではあるが悪くなる。
燃費はもちろんのこと、前の車で一切なかった各種異音に不安を感じて販売店の工場にクレームつけたところ、販売店側の保険でスバルDに入庫して適当なチェックと整備をしてもらえることになった。
結論として、オイルがおかしいのが原因でした。


エンジンオイルおよびCVTオイルをスバル指定のものに交換しました。
販売工場がエンジンオイルが少なくなるよりはトラブル防止にになるって理由で多すぎるくらいいれた廉価オイル*3を、スバル指定のオイルで指定の量に戻したことで、燃費は約1km/lほど回復しました。
3km以内の短距離走行と2時間の渋滞路走行でも回復したから、60〜70km/h程度で走行する遠乗りならばもう1.5km/lは行くでしょう。
冷間時からエンジンを掛けて走行する場合に生じていたCVTのカタカタ異音、40km/hから60km/h程度で走行していたときにロードノイズにかき消されるくらいのわずか音量のほぼ気がつかないようなチリチリもしくはシュリシュリという音も消えました。
またエンジンオイルを戻したことで、エンジン騒音はだいぶ抑えられ静粛になった。
なおエンジンオイルが焼ける匂いも減り、エンジンを止めて運転席から出ると『どっかおかしいんじゃね!?』と感じることもなくなりました。


オイルは純正以外を入れると、ロクなことがないってことです。
とくにCVTは絶対純正にしたほうがいいとおもいます。
そもそもR2の場合、エンジンオイルを4lで\6000から\8000台の高性能をうたってるヤツを入れたところで、純正オイルよりも燃費がよくなったり静粛になった経験もありません。
R2は他の軽に比べると圧倒的に静粛なので、五月蝿くなるのはとにかく気に入りません。
よっぼどのこだわりでもない場合は、純正が一番です。

ちなみに....

俺が買った車は昨年の9月に前オーナーの居住地域のスバルDで車検受けてる....
車検受けてから2000km程度しか走行していない。
どうもおばさんがオーナーで助手席に犬が座ってた形跡がある*4
ということは犬がビビるような激しい走行もしていないわけだし、スバルDならは次回車検前に交換指定距離になりそうだとほぼ確実にCVTオイルもデフも交換するから、なにも交換する必要性はなかったということだ。
工場のおっさんはいつものとおりの親切心でサービスしてくれたんだと思うけど、結果としてよけいなお世話だったというお話。


愚痴と言い訳

まあでも、それよりもなによりも低速でストップアンドゴーが多いことも原因ですけどね。
最近は自治体も道路の補修に掛ける金は後回しになっていて、道路がつぎはぎだらけでボコボコでまあひどいもんだ。
以前なら軽自動車や1lクラスのクルマでストレスなく走行できたところを、おんなじように走行すると、クルマが左右にゆすられるくらいにガッタガタ。
ということで路面の凹みの直前でブレーキ掛けて10km〜20km程度の速度で踏み越えるように走行したりすることもざら。
家から国道に出る前の県道だけならまだしも、3桁台の交通量の多い国道でも登板の路面や橋のつなぎ目、下水管の上のあたりで似たようなことになっててまったく酷い。


そもそも軽自動車他の日常の足になるクルマって、日本のサーキットトラックのようなまっ平らの路面で問題なく走れる程度の華奢な足でもって開発しているはず。
ヨーロッパの世界遺産の史跡への参道みたいに、凸凹したタイルやレンガを埋め込んだ石畳を走ったり、アフリカの道なき道をガタピシ走れるようには強度がないと思われ。足回りのサスはともかく、それを止めるモノコックボディのほうが。


このまんまクソ道路がつづけば、燃費どころかボディの痛みが早くなってクルマが駄目になるかも。
イギリスの道路事情みたいによ。
人口減少に都会流出マジ迷惑。


でもってそんなクソ道路が増えたら、軽自動車じゃなくて1.3l〜2lクラスの、エンジンも足回りも車体も余裕のある車種じゃないと満足に走れなくなる。
軽自動車は税金の増税や、ホイールサイズのアップにしたがって維持費も高くなるわけで、1.3lクラスと比較してあまりお得じゃなくなる。
そうなると結果としてガラパゴス仕様で日本でしか売れないクルマメーカーからすれば迷惑な存在の軽自動車は、縮小傾向ののち1.3lクラスに統合されて消滅する運命....、なのかもしれんね。
自動車業界のことはよくわからんけど。


でもって消滅したらば、1.3lクラス他の売れ筋のクルマは、インドや中国、ついでタイやカンボジアでの引き合いが多いわけで、そういう新興国に建った工場でノックダウン生産が行われ、日本で販売する車種は逆輸入の形になり、設計は日本で製造はよその国のヤツっていういまや一般的な製品に準ずる形になるかもしれない。


実際オートバイは、既にそういう感じで、各社125cc4サイクル単気筒モデルは世界中でノックダウン生産されてます。
日本では1lや660ccの4気筒のスポーツモデルか、ハーレー、もしくは軽トラ同様の扱いのカブと、下駄スクーターしか売れんからほとんど流通してないけど、マイカーの所有が困難なアジアの新興国や中国の農村部、アフリカ他などでは結構売れてるんですよね。
クルマで言えばFITやVits、もしくはカローラに相当するわけで、オートバイメーカーは125cc単気筒モデルを世界戦略車として広めるべく、ノックダウン生産しまくってると。
その燃費がリッター45キロとかがザラの125cc単気筒モデルを日本で購入しようとすると、現状では逆輸入に頼るしかないわけで、この構図がクルマの世界にもやってくるかもしれない。

*1:だから軽トラみたいに五月蝿かったんだなー

*2:MT車では無意味なので変な癖付けたくない

*3:聞いてみたらDCMブランドのSNだそうな。サンデーメカニックご用達の住鉱監修の廉価高性能オイル

*4:白い毛がちょこちょこシート表面に刺さってる