Firefox 49からSSE2が必須になって欝

古いPCのサポート切るなよ....


Firefox 49から、ビルド環境がMS-VS2015に変更になったそうですが、かのVS2015は不具合というかコンパイラが抜けてるというか、単純に48以前同様のビルドしても『バイナリにSSEコード』が生成されるそうな。


SSEコードが生成されただけなのならば、SSE2は未搭載だがSSEは搭載されてるPentium3AthlonXP、PentiumMなど、WinXP全盛期のマシンでは動くわけでなんら問題はないのです。
とどのつまりはFirefox側の問題ではなく、『MSのVS2015の問題』なのですが、結局のところはこの問題を契機に議論白熱したみたいで、古いPCであるSSE機のサポートは非SSE機と同じくまとめて破棄されてしまいました。


つかそれなら最初からChrome使うよ!!



技術的な問題というよりは、ブラウザの普及戦略面のメリットを取ったんだと思われます。
実際49バージョンからは、32bit版Firefoxでも、ビルド時の最適化オプションにsse2を加えてビルドしてるみたいすから。




FFは64bit版と32bit版の両方リリースしてんだから、32bit版はノンSSEシステムでも動くようにつくっとけバカヤロー。

はぁ、困ったなぁ

古いPCだからubuntuインストールして使ってたのに、Win/Linux問わずFirefoxは48で打ち止めとか。
いまやブラウザは基幹アプリも同然で、一番使用頻度が高いアプリなわけで、それが使えなくなったらそのPCは完全に押入れ行きか、オフラインのオールドゲーム用のゲーム機専用機にするしかないじゃん。
NASとかメディアサーバにすればとかいわれても、古いPCはアイドル状態でだいたい80W喰ってるし、新しいHDDが直でつながらないし。


だいたいlinux版はMS-VSでビルドしてんじゃないんだから、プロセッサにSSE命令があろうがSSEすらなかろうが、ビルドオプション変更すればあっさり動くじゃんか。
SSE2命令が搭載されてたらそちらを使うみたいに、コード側で対応したらばいいだけじゃん。



くっそまたマザーボード差し替えてシステム入れなおしかよ。
Windows7インストールは数時間でも、アップデートは丸一日かかるぞ。
やってられんし.....。

01/12 追記 あああ、もうだめだー

他にSSE2を使ってないブラウザくらいあるだろうとさまざま検索してみたら、『ない』
うそつきました。IE11(Windows7SP1/32bit)はSSE2なくても動きそうですってか動いてます。さすがにOS標準でした。


SeamonkeyやPalemoonなど他にもブラウザはたくさんあるんで、それ使えば問題ないもんね!!とか考えてましたが甘かった。
そもそも大半のブラウザは内部のエンジンがGecko/Blink/Webkitのいずれかで、そもそもこのコアとなるエンジンがSSE2つかってたら、ガワでしかないブラウザアプリは動くわけがない.....。
はい終了。


ネットでの用途が、amazonで買いものして、ネットレンタルCD/DVD借りて、文字ばっかりのblogを見たり、twitterの検索したり、メールちょこちょこ書いたり、市役所に出向く前にHPで確認したりetc.etc..とかそういうので十分の人は、私を含めて大勢いるでしょう。
その程度の用途ではAthlonXPとかPentium3のPCでなんら問題がないわけでしたけど、ついにビジネス戦略的な問題で『上がり』がきてしまったようです。くそ。
そんなポンコツではyoutube見れない??そんなんスマホで見たほうが快適なんだからスマホつかうわ。


地デジで無理やりテレビ買わされたあの日を思い出すわー。買ったのはtorneだったけどさ。