デュアルコアの恩恵をざっくりと感じる

AMD E300は、デュアルコアCPUです。
CPUは2wayのアウトオブオーダー実行のコアで、規模こそ違えどAthlon64、もっといっちまえば焼き鳥Athlonの流れと同じと考えていいと思います。
そこそこ速いとおもいます。


Intel Atomも新しめのコアはデュアルコアですが、インオーダーのコアです。
Intelの場合Pentium2からアウトオブオーダーですので、先祖帰りしたようなアーキテクチャといえます。
インオーダーとアウトオブオーダーの違いは詳しくは他のサイトにあるんで記しませんが、Atomの構成はすごく大雑把にいってしまうと、i486の構造そのままに滅茶苦茶速くしついでにSSE4まで装備し、モデルによっては2コアも用意したようなものです。


どちらが優れているアーキテクチャとはいえないですが、実際に使うとなると搭載されているGPUコアの性能差でE300の方が『美味しい』製品なことは間違いありません。


でもって話題は戻りますが、Windows7の64bit版で、E300のデュアルコアでいろいろ動かすと結構速い。
さすがにセカンドキャッシュを512KBx2も積んでるし、メインメモリのクロックも1Ghzだから昔の奴と比較するのはどうかと思いますけど、前メインで使ってたノートが333MhzのPJ2なんでべらぼうに速いです。
とくに、google Chromeはマルチプロセス対応のブラウザなので、たくさんページを開いた時きちんと両方のプロセッサが稼働する様子が、タスクマネージャ等から確認できます。
でもって結構速い。1.3Ghzなのに、2GhzのAthlonXPより速い。


Webブラウザは、昨今のPC利用時に無くてはならないアプリケーションですんで、これが速いっていうのはそれだけ快適なわけで、やっぱり新しいPCを買って正解だったと思います。
第一、莫大なメモリの搭載されたシステムで、マルチコアプロセッサに対応することを想定して開発サれているブラウザは、そりゃ昔のシングルコアで極小メモリのシステムではまともな速度がでないですよねぇ。


ソフトウェアとハードウェアはともに進化する。
適度に買い換えた方がやっぱり幸せか。
でも勿体無いな。
まだ古い奴普通に動くのに。

マルチプロセスって?

どうやって実装してんだろ。
処理する機能単位、クラス単位ごとに、プロセス適当に作ればOS側で空いてるコアに勝手に割り振って動くんだろうか?
それともコア単位にプロセッサのメモリや動作タイミングを予測したアセンブラ的なコードを書く、ゲームプログラミング的な実装なんだろうか?


興味はあるけど、苦労かけて出来上がった結果が、単にマガジンリーダーっつうのがなー。