ガーデンソーラーライトの修理と改造3

# 10/07/24 4月か5月頃から再度点灯しなくなりました。その4に続きます。

いつまでも部屋の中にソーラーライトの部品が転がったままになってるのも嫌なので、今の知識でできうる範囲で修理してみました。



元の回路はトランジスタ2石による常時点灯方式ですが、パルス点灯としました。
デューティやパルス周波数は以下を参考に設定しました。
http://www.nikkeibp.co.jp/news/manu08q1/567268/
# というか、この記事を読んだら『どんな光り方なんだろう』と好奇心がムラムラ湧いてきた為、捨てる予定の壊れたガーデンライトの改造に踏み切ったわけです。


電池電圧検出回路はカットし、無安定マルチバイブレータによる発振回路でLEDをデューティ5%/60Hz前後で点灯させています。
## LEDに10オームの電流制限抵抗を入れたせいか、あまり明るくなった印象はありません。
### 前の状態と同時に比較したわけではないです。


CDS素子は表面をヤスリで削ったら機能するようになりましたので、再度利用しました。日光の下では約33K、暗闇では1.5Mオームになります。
### CDS素子はカドミウムを利用した部品です。絶対真似しないでください。
#### 本人は削り終わってから、カドミウム=ニッカド電池=イタイイタイ病というリンクに気がつきました_no


以前と同じくらいの明るさで、多少点灯時間が延びたよう(冬場で午後4半点等午後10時ごろ消灯)ですが、最近の他の市販の物より点灯時間が短くがっかりです。


あとで回路を見直して気がついたのですが、発振回路のトランジスタのコレクタに接続されているR4/R7で常時2mA強程度消費しているのではないかと思いました(実測したわけではないので違うかもしれません)。
もしそうだとしたら、発振回路の部分に限り、LMC555やPICマイコンを利用した場合と比較し100〜20倍の電流を消費していることになります。


とりあえず10時頃まで点灯していて、まあ満足もしてもいるので、作りなおさないような気がします。

## 10/07/24追記 1月10日あたり確認しました。


10/01/12 追記

## 10/07/24追記 こちらは1月12日の朝あたりに確認したと思います。11日の24時頃、つまり11日から12日にかけてこの記事を書き、次の日の朝この追記をしたのだと思います。記事と追記の日付が同じで混乱を招いたかもしれません。失礼しました。

本日朝方、改造ライトが点灯しているか確認したら、6時10分だというのにいまだ点灯していました。
他社製品のように、かろうじて明滅しているという感じではなく、暗いながらも普通に点いてました。



昨日は朝から晩まで曇のない晴天で、太陽電池にとっては良い状態でしたので、バッテリーに十分充電できたのでしょう。



真冬の弱い日差しでも丸一日充電状態にあれば、数年利用し経年劣化した太陽電池パネルで、数年前の輝度の低いLEDでそれほど明るくないとはいえ、夜間まるまる点灯していたということは...確実に前より良くなりました!!


大成功です!!
やりました!!
なんかすげー嬉しいです!!!