1.5V乾電池一本による、赤色LED点滅回路を工作してみた

部品はぜんぶジャンク。ケミコンとかは20年前のケミコン。しかもSMDだったりする。電源スイッチはなし。

4秒程度で点滅。あまり明るくはない。
ケミコンがチャージされていくと、LEDの中心の発光する部分がだんだんと赤熱していってピカっと光ります。
微妙に愛らしいです。


共立のワンダーキットの回路らしい。
でその共立のキットは大昔の電子工作系の雑誌のものをそのままキットにして売っているらしい。
そのせいか回路そのものはワンダーキットのサイトのpdfには掲載されていないので、それを解析してらっしゃる方のサイトを参考に製作してみた。
検索すれば出てきます。
どうやってVf=1.7Vの赤色LEDを点滅させているのか不思議だったけど、回路を分割してみたら、CRとTrによる発振回路+チャージポンプという構成でした。


ちょっとしたものでもすぐにPICマイコンや555など定番ICにばかりに頼ってるから、こういう簡単なロジックの電子回路がいつまで経っても理解できない....。
むむぅ。


電池一本で半年以上持つそうなので、プリンタでへんてこなシールラベル*1作って貼った適当なケースに入れて、車のダッシュボードに貼りつけておきます。
ダミーイモビライザーって奴です。
こんなんでも、チカチカ光ってるだけで防犯効果があるそうです。

次のLEDチカチカは

無線LANや地デジの電波で電力を確保して、LEDを点灯する試みがあるそうな。
電波発電だってさ。
すげーやってみたい。


そういや携帯のアンテナに巻きつけてLED発光させるグッズがあったような。

12/09/15 いまだについてます

写真の電池をセットしてそろそろ10ヶ月経ちますが、まだ点灯しています。
いろいろ怖いアルカリ乾電池の液漏れもありません。
1年持ったらまたなんか作ろう。

14/05/27 まだなんとかついている

写真の電池をセットして二年半経ちましたが、まだ点灯しています。
そんなん経ったか。
電池が空になるのが先か、液漏れが先かと、その辺りばかり考えていましたが、いまだ持ってます。


ただし、前述のようにLEDの底部がだんだんと赤熱する感じはなくなり、4秒後毎にちらっと点灯するようなりました。

*1:『USo800』がダミー機器の定番ブランドです