メガドライブを実機FM音源プレイヤー化できないだろうか
いやできるでしょ...絶対できる。
数年前に、USB接続して使えるarduinoに、FM音源チップとアンプを載せただけの基板を重ねて、昔のゲームでさんざ聞いたFMサウンドを鳴らすことが流行った。チップチューンってやつね。
これは確かに面白い試みだったし、実際私も頒布基板購入しようとしたんだけど、FM音源チップ〜とくにOPM〜を専用DACをセットで入手することが結構むつかしいし、頒布基板の5倍くらい金がかかるので諦めてしまった。
だって目の前に86ボード二枚差し+オンボード86音源の921とか手元にあるし、その横にX68三台あるし、段ボールの中にX68Compact入ってるし。
わざわざクソみたいな吊上げプレミア価格でチップだけ買うのはばかばかしい。
でも、レトロPCを起動するためにはFDD突っ込んで電源いれなければならないし、使うときには一週間くらいはCRTを机の上に設置するから邪魔すぎる。
使い勝手が、ハンドリングが悪すぎる。
ということでメガドライブの出番ですよ!!
メガトライブは単体で、ステレオの4オペFMが6ch、モノラルSSG互換の音源が3chの、合計9cを鳴らせる。
概ね86音源ボード一枚に相当する。
FDDやHDDが必要なく、本体そのものは軽くて小型。
使わない手はないと思う。
加えてメガドライブは電源がトランス+レギュレータ式で、スイッチング電源つかってない。
きちんとコンデンサ変えて、ノイズが混入しないように高音質ModAmp基板*1つければ、スイッチング電源つかってるレトロPCより環境的にはよくなるハズ...と思う。
どういうハード、カートリッジをつくればいいか。
ROM(FLASH-ROM)+増設ワークエリアのSRAMに、USBからデータをSRAMに流し込めるようなマイコン回路を入れたROMカセット。
これで、ハードウェア的には完成。
ソフトウェア的には?
USBケーブルから曲データをダウンロードして再生できるようにする。
ブートローダーみたいな感じで。
データダウンロードの前には、ワークメモリのSRAMを74HCなんとか使って68Kバスから切り離し、USBマイコン側バスに接続する。
データダウンロード(SRAMに曲データ転送)が終わったら、SRAMを68Kバス側に戻す。必要ならば68KがFlashROMに焼き込んでファイル保存。
再生するときは、SRAM内の曲単体再生 およびFlashROM内のファイルを選択して再生。
もしくはCDみたいに、連続再生/シャッフル再生みたいな。
運用法は??
モニタレスで、ノートPCもしくはスマホ+USB通信機能付きカセット+メカドライブで音を鳴らす。
操作はノートPCかスマホに用意したプレイヤーアプリから。
ノートPCからUSB経由で、曲データファイルをダウンロードして鳴らせる。
ノートPCを外しても、ROMに書き込まれた曲は、テレビに表示した操作画面からコントローラで選んで鳴らせる。
カセットだけ差して電源いれれば、ROM内のファイルを連続再生する、ジュークボックスにもなる。
キモはモニタレスで、単体でも使えるように作る。
夢がひろがりんぐすなぁ。
FM音源はもっと身近でいいと思うよ。
ということでメガドラですよ!!
ジャンクとして廃棄されるはのもったいない。
カートリッジ一本つくれば、FM音源プレイヤーとして復活して使える。
本当はね....
本当はMA-5/MA-7搭載の携帯電話でガンガン鳴らしたいんだけど、PCにつないで一律に操作する方法がない。
それにこいつらはリッチFMでどっちかというとMIDI音源ぐらいにスペックに余裕がある。
レトロPCサウンドというよりは、ソフトウェアシンセで作ったノイズレスのゴージャスFMサウンドに近くて、ちょっと違うかな。