変な仕様のHPAを製作中(3)

OSコンをテストしてみる


私はその効果に懐疑的ですけども、一応手元にあるということで、OSコンをテストしてみました。
パスコンとしてつかいます。
0.1uFの積層セラミックコンデンサ三つを、OSコン6.8uF/25V三つに交換してみました。


劇的な効果があります。
押し出しが超絶よくなります。
大昔、MCハマーがダンスしている後ろで、パイオニアのコンポのスピーカがぶるぶる震えていましたが、あの感じです。


ただしものすごい押し出しなので、微妙なニュアンスとかつなぎのよさみたいなものが、すべて吹き飛んでしまいます。
すさまじいドンシャリです。
鼓膜にかかる負担もハンパではなく、ヘッドフォン難聴への道まっしぐらです。
じゃあ音量下げればいいだろ、ちょうどよくなるじゃん、とか私の中のOSコンへの憧れを持つ誰かがささやくので耳への負担を感じない程度に下げると、今度は『低音がドンドンなってるだけ』になります。


ということでやっぱり使いづらいのでキャンセルです。

なにがなんでも使うとしたらどうしたらいい??

出力抵抗を470Ωくらいにして、DFをガクっと下げるとちょうどいいんじゃないかとおもいます。
もっとも、私のゼンハイザーMX400だからボイスコイルが動きすぎるきらいがあるのかもしれません。
耳をぐるっと覆ってしまうタイプのスタジオモニタ的な奴だとあんがいちょうどいいのかもしれません。