電源改造を検討してみる

改造ってほどではないけど、ケミコンを固体コンに変えてみたい。


PC用やDVDプレイヤー程度の機器の電源は、大体フライバック(RCC)方式の電源がつかわれている。
でかい整流ダイオードと低Zコンデンサで整流したあと、LCノイズフィルタで高周波ノイズを消した後のものが出力の電源コネクタにつながってる。
これらをケミコンから固体コンに変えてみたいけど、オシロもってないからなぁ。


固体コンの走りは、サンヨーOSコンっていう奴です。
当初の民生品の固体コンはOSコン一種のみだったので有名ですね。
固体コンは低Z/超低ESRのケミコン数個を一個に置き換えることが可能なほど性能がよかった*1ので、筐体の制限の厳しいシャープのPJ2ノートなどモバイルPCやお金持ちマニア向けのAV機器なんかで採用されてました。
現在では固体コンもさまざまなメーカーからリリースされるようになり、マザーボードの電源部分で使われるのは常識になったことだし、高価なPC用電源では日本製固体コンを売りにしたものもチラホラあるようです。


ということで、固体コンを使ってみたいのだけど、闇雲に同容量のものに交換するのは怖い。
どうやったらいいんじゃろうな。
電源のLCフィルタの後ろの方だけ変えてみるか。

*1:そして価格もいい値段だったのでめったに使われなかった