SSパッド->X68変換器を作ってみる(その10)

まるコンが発掘された。


SS用アナログコントローラの"マルチコントローラ HSS-0137"*1がでてきたので、アナログ行けるか調査中。
回路変えず*2にファームだけで対応できるなら搭載してみたい。


まるコンは、アナログAxisとアナログトリガーが2chつかえるので、サイバースティックの代替入力機としては十分適役です。
資料が十分にあるから、めんどくさがらなければ対応できそう。

X68用のアナログコントローラのプロトコル

X68側からの出力(Lのワンショットトリガ)を受けてから、1.5msec後に280Khzのクロックに載せて4bitデータを12回出力すればいいらしい。
データ4bitで4本使い、残り二本は制御線。
その二本の制御線のうち一本は、コントローラから出力される280Khzのクロック信号になっている。
X68側のソフト(ゲーム)は、そのクロックビットの変化を検出してデータを格納するもよう。


訂正:280Khzのクロックは、サイバースティックの内部回路の基準クロックのようで、X68とのインターフェースクロックその4分周くらいで遅いような感じ。もうすこしよく調べないと。


要するに変換器は、X68側からのLのワンショットを待ち、1.5msec待ち、待ってる間にまるコンからアナログデータを読み込んで出力用データに整形し、280KhzでHLHLクロック信号ニブル位置を示すビットをLHLHと変化させつつ4bitデータを12回出すという作業をおこなえばいい。
1.5msecの猶予があるから、X68側転送要求を受けてから、SSのまるコン読みにいっても十分間に合う。
かんたんだ(多分)。

*1:通称まるコン。マルチだしまるいからまるコン。クリスマスNightsでしか使われることのなかった不遇のコントローラ

*2:部品増やさずに