Chu-Moyアンプをリベンジしてみる(その9)


シャープの古のノート、メビウスPC-PJ-S3に、ChuMoyHPAを挟みmp3を再生させてみたところ、挟まない場合と比較して急激に音がよくなった。
シャリシャリ鳴ってた音が普通の音になった。
低音もきちんとでてる。
いままで掻き消えていたさまざまな音がモリモリと出ていて、厚みのある非常にまろやかな音がする。
まるっきり見違えます。


テストで使っていたiriverのMP3プレイヤーは、16Ωのイヤホンを満足に鳴らすだけの出力をもってるからChuMoyHPAを挟んだとしてもたいして変わらなかった。しかし、こちらのノートPCの場合はそれだけの出力がないから、挟んだChuMoyHPAがバッファとなり、イヤホンを満足に鳴らせるようになったから音が変わったということのようだ。

音質劣化の原因は、ノートPCのイヤホン出力が16Ωや32Ωなど低インピーダンスの負荷に耐えられず、出力波形が歪んでしまうことが原因。
Chu-Moyアンプを挟むことは、高入力インピーダンス低出力インピーダンスのバッファ回路、つまりパワーアンプを挟むことであり、それはノートPCの音声波形の歪み防止という効果をもたらす。
その結果イヤホンから聞こえてくる歪まない音は、製作者側の意図した本来の音、つまり「よい音」ということらしい。



なるほどねー。
HPA挟むだけで音がガラっとよくなるってこういうことなんですね〜。


またひとつ勉強になりました。
作ってよかったです。