Chu-Moyアンプをリベンジしてみる

ツインエンジェルのサイトでまるまる一本ゲームがDLできるのだけど、能登さんと田村様の音声が恥ずかしすぎるので快適な音楽鑑賞の為に雑音をシャットアウトする必要に駆られたので、急遽ヘッドフォンアンプを自作することにした。

基本的に部品からケースから電源から全て手持ち。
オーディオグレードのパーツは、LM380N非革命アンプの聴き比べのときの余り。
一部レア部品な1S1588などもありますが、これは昔のPC98のSCSIボード(初期すぎて50ピンですらない..)から剥ぎとったりして使います。


電源はDCアダプタを使います。ウチのは開放20Vなのでそのままつなぐとオペアンプが死ぬ。ですので、レギュレータ入れて15Vを作ります。レギュレータじゃなくても、金皮やセメント抵抗でブリーダ抵抗入れて16V程度まで落としてもいいかもしれません。
分圧回路はここSijosae氏の分圧回路を使ってみることに。VR2でキッチリ分圧してやって、出力オフセット電圧0mVを目指します(お。
TrはYでもGRグレードでもどちらでも。


定数変更しまくってるので、発振するかもしれない。しかしアナログオシロがないので発振状況をみることができないのでわかりません。ということで出力にZobelフィルタを入れ無理やり止めてやります。
このフィルタはLM380N非革命アンプや、安物スピーカの改造のところにでてきた東芝IC使用のスピーカ内蔵アンプでも使われており効果絶大です。


あとはC1/C2とR5/R10の『音の通路』の部品のみオーディオ用使えば、他は一般品で問題ないと思います。
PCでしか使用しないのであれば音量調整はサウンドカードで行えます。ボリュームはキャンセルし、オーディオグレードの抵抗で適当に分圧し、音量調整するほうがいいかもしれません。
基本的にボリュームは、音の通路にある部品の中で一番『駄目な素材』の構造物らしく、一発入れるだけで一気に音質が劣化するものらしいです。


新しく部品を買うならば、電源用コンデンサは、470uFを1000uF程度に変更する程度でよいと思います。
0.1uFのコンデンサは高周波特性のよい奴であればなんでもよいです。
今まで聴き比べた結果では、マイラ/ポリエステル系では柔らかい音が、積層セラミック/メタライズドポリエステルなどではすっきりした高速な音(スネアなどがキツすぎる...)がします。