LM380Nを利用した、1チップICアンプの製作(7)

昨日の基板に部品載せてみました。


美味しそうなニッセイAPS

すごく........大きいです。


ニッセイAPSは、0.1uFで足ピッチ7.5mmが部品サイズ10mmくらいの大物ですが、足をフォーミングして基板に載せたところ、どうにか取り付けることができました!!
LM380Nを基板裏に取り付けたことが幸いしました。


右チャンネルの東信UTSJは極性間違ってつけて一度取り外しました。通電する前に気が付いてよかったです。でも、せっかくの音響用コンデンサに熱が(涙。
少容量のケミコンも、なにげにエルナーの音響用だったりします。



ブレッドボードで試聴したときの話ですが、ニッセイAPS凄いです。
フィルムコンをニッセイAMZ->APSに変更し視聴してみたところ、誰が聴いても違いがわかる位の、アンプの価格帯が変わったぐらいの変化がありました。
なんていうか、音の情報量が充実します。DVDを見ていて、葉のこすれる音とか、モブのどうでもいい会話とか、風のビューヒューザーっていう音が3つくらい混ざってるとか、いろいろ気が付いた音が確実に増えました。


この時ケミコンはすべて松下の標準ECMを使ってしたのですが、それでもAMZ+東信UTSJよりいい音がしました。
出力ケミコンの変更より音の変化は大きいと思います。一個30円で20円の差だし、ケミコンとっかえて音の変化を楽しむより安いからお得です。


なお、電源にパラにするのも積層セラミックではなく、フィルムにしたほうがいいです。
セラミックだと上の風の音が聞き取りにくくてひとつにしか聴こえないし、一青窈のブレスがエロく聴こえないのです。これはAMZでもAPSでも似たような傾向です。



ハンダが山になりません。

なぎ様の胸です(お。つぐみに気を使われてしまいそうです。


ランドのない銅箔面に直接ハンダ付けというのは結構難しいです。


鳴らしてみました。

最悪です。超音悪い...。
ブレッドボードで視聴した時は、ありえないほど充実した音だったのに。


おそらく原因は、スピーカと電源に伸びている配線ケーブルです。
16年前のケンウッドのアローラに付属してきたスピーカケーブルがちょうどいい太さだったので、電源とスピーカの配線に再利用したのですが、ケーブルの切断面を見たところ銅の色が出てません。
導体が銀色なのでメッキ銅線だと決めてかかったのですが、鉄なのかもしれません。
ということで別の線に取り替えます。