デレステの楽曲の低音
ベース担当がいない。
低音がほとんどしてないのが気になる。
デレステに限らず最近のゲーム音楽では、低音がほとんどしないかスッカスカだったりする。
理由は以下のいずれか
- スマホ/携帯ゲーム機のヘッドフォンアウトは、コンデンサレスのD級アンプが使われているので、そもそも音が悪い。
- スマホはそもそも電話機として設計されているので、音は音声通話で使う音声帯域(100hz〜10Khz)が鳴ればいいと割り切ってる。
- スマホや携帯ゲーム機は半導体フラッシュメモリーが記憶素子であるため、容量を節約できるMP4/AACコーデックがつかわれるが、一般的にMP3に比較して低音はバッサリカットされてる傾向にある
- 上述の(主に音楽を聴きまくる若者の)再生環境を理解した楽曲製作者が、そういうオーディオ的に非常に厳しいプアな再生環境でも満足に聞こえるように、はっきりときちんと聞こえる認識しやすい分かりやすい音色をつかってメロディを作っている。
だよなぁ。
1〜3番目は機械の使い方や制限からくる問題。
4番目の最後のやつは、それに対応してPerfumeをブレイクさせた中田ヤスタカが使った手法ね。
彼はもともとオーオタ志向で、曲を買ってくれるユーザの音楽環境がまともなこと*1を前提に曲を書いてたら全然売れなかった。
売れなければ食っていけないので、街に出て若者の現実をみて、携帯電話でまともに聴こえる楽曲書いたのがPerfumeサウンドの走りだとか。
クルマの中でラジオ聴いてたときに聞いた記憶がある。
ワシが知ってるくらいだから、最近の楽曲製作者はこの状況を当然理解して楽曲作ってるんだろうな。