大統領のお抱えから外された米マスコミは、アンチで頑張るしかない

ツイッター(blogも含むか)以前と以後で、マスコミの存在価値が変わったよね。

ツイッター以前の世界では、自身の考えやら気持ちやらを大衆に発信するにはマスコミがもつ情報チャネルの新聞やテレビ番組を頼るしかないから、政治家や有力者はマスコミを抱きしめて離さないのが、それまでの処世術のイロハだったわな。
それがツイッター登場後は、スマホでつらっと書いた140文字が、そのままスマホもってる奴に届く。
しかも、スマホもっていても全然関係のない奴でなく、基本的にはツイッターでフォローしたユーザ、つまり投稿者によくも悪くも興味がある者にダイレクトに伝わる。
めちゃくちゃ費用対効果がいい。

いや費用はほぼかかってなくて入力労力の人的コストだけだから、情報の伝達効率およびコストが新聞やテレビのそれと比較して圧倒的だ。
加えて仕事もいまとなっては遅いしね。夕方まで待ってなきゃダメなテレビや、朝飯喰い終わるまでまってなきゃいけない新聞よりも、ツイッターやニュースサイトのが早いもん。
そういや元大阪市長で現テレビタレント(!?)の橋本氏もつかってたね、ツイッター。

そういうわけで、情報代理店だったマスコミからは気が付いてたらメインの仕事がなくなってた。
『“You're fired!” ―「お前はクビだ！」 （ドナルド・トランプ）』

そしてやることがなくなったマスコミは、仕事をくれない有力者に恨みたらたらで文句つけるのが関の山。
注視するだけの役立たずがバレないように学者さん呼んで、トランプの悪口をいう自分たちを是認してもらう寸劇をワイドショーでアピールするのが日々のお仕事になっちまった。
真実を伝えるのがマスコミの本文云々..とかいうお題目もあったけど、かのトランプ社長*1はいまんところ嘘ついてないから、嘘を暴いて正義面もできない。

困るよねぇ。

あ、私はトランプ嫌いです。

ジジイ好きな中年なんていません。

もっともそれよりも米刑務所の民営化のロビー活動でガンガンもうけた民主党員のがよっぽど嫌いですけど。
ということで、グリーンカード持ってたらたぶんトランプに入れてるよ。
自民党が嫌いだけど、民進党が今後10年の日本の青写真すら描けない体たらくだから、自民党に入れたのと一緒だよ。

*1:いまでも肩書は"プレジデント"だし