舛添氏の件は政府の情報統制の一環か?

湯河原と舛添とかどうでもいいから、パナマ三菱グループ全体と楽天の社長やれや。


舛添氏がしたことは役職上許されることではない。
ないが、これを朝から晩までかけて突っ込みいれ、テレビで連日連夜報道するほどのことかとも思う。


本来ならば5月に公開されたパナマ文書(完全版)に関する疑惑をかたっぱしから必死で洗うのがのがマスコミの仕事のはず。
タックスヘイブンペーパーカンパニー設立して税金対策までなら、まあ違法性はない。
でも、そのペーパーカンパニーに10数億から百数億の単位の資金を突っ込んでおいて、その後あっさりその書類上で登記した会社がなくなってる。


さて、その突っ込んだ金はどこに消えた??
結果的にみれば、かつてありえない額の脱税じゃないのか??
んでもって、それを追求するのは誰の仕事だ??

人間ってまとまった金を目の前にするとどうしたらいいかわからなくなっちゃうよねぇ。

1万円とか3万円とかが手に入ると、自分の欲しいものや自分がいつもしていることに躊躇なく使えるけど、100万円ボンって投げられるとどうしたらいいかわからなくなっちゃうし、嬉しさよりも先に不安が沸くよね。
舛添の件とパナマ文書の件は、マスコミ各社にとってこれにそっくりだと思うんだ。


マスコミは普段から政治家*1汚職疑惑の追及なら三か月に一回くらいのペースでやってるし、だいたいそのとき問題になる額は数百万から数千万っていう、大企業の一部署の年間予算とどっこいかそれよりもずっと少ない額で、その金額があれば自分にとって何が可能になるかってことはだいたい想像がつく。
だから追及しやすいし、加えて相手も特定個人なので、金額の件で応答がなくなったら次は個人の資質を攻撃すりゃいい。
わかりやすい。


でもパナマ文書のほうは金額の桁が普段と4〜6桁くらい違う。
追及すべき対象は、個人ではなく企業、それも特定の一社ではなく企業グループ全体に及んだりする。
はてはその企業は今の日本の屋台骨を支えてるわけで、万が一逆らったらどっからなに言われるかわからない。
民放であれば、今時でもCM入れてくれる上客以外になにものでもないもしれない。
あまりにも根が深すぎてどうしたらいいかわからないから、疑惑の当の本人であるパナマ文書に名前が挙がってる企業やそれを監督する省庁にどうしたらいいか聞いちゃったりしてたりするかもしれん。
とても疑惑の追及どころじゃない。
なにがどうなるか、どうできるかなんて誰にも分らないから、見なかったことにする。
法律上はなんら問題ないし。そう、それがパナマ文書なのです。なんて♪


そんな感じじゃないのかなー。
と思っちゃったりなんかして。

その他の世界全体としての考え方は??

資本主義社会はもう50年から100年程度で限界がきて破たんするそうな。
ソースはタイトル忘れたけど、何十年も前に出た資本主義の教科書みたいな本。
資本主義をシステム的に解説して、破たんする理由を理路整然と予言してたような。


もしかしたら資本主義が崩壊して世界的な戦乱の時代になったときに、軍資金にするためプールしてるのかパナマ文書と消えた金なのかもしれないね。

結論としてはさ

田沼の時代最高って感じさ。

*1:個人ね