やっぱりアベノミクスとマイナス金利は失敗した
失敗すると思ってたんだよなぁ。
経済に関してはまったくの門外漢なのでなにも語れない。
そんな素人B層ですら失敗すると思った根拠はというと...。
- アベノミクスは、金融はもちろんのこと企業の賃上げまでひっくるめて、すべてがうまく回った場合の最良のケースでのみ成功となる。
ワーストケースでもなんとかプラス成長へドライブできるような政策じゃないよね。
- マイナス金利政策は、その名称だけで知識のない一般人は景気が悪くなると勘違いして、さらに消費を控える。
『知識がない一般人』と書くと単なるB層みたいですけども、自分の仕事で手一杯の人間は、門外の事柄については無知も同然であり、初歩的な経済の知識はもちろんのこと新聞に掲載されるレベルの事柄についても読んだだけではなんのことやら??って感じです。
結果として『マイナス金利』のマイナスってところにだけ敏感に反応し、そこから想起される不景気への予感が消費減退を生むのです。
なんてな。
よっくわからんのが正直なところ。
わからんからとにかく金使わずにプールしとこうってなるわな。
プールする金額も100万単位じゃなくて5万1万だけどさ。
本当のところはなにが問題かというと
そりゃ社会不安が大元の元凶ですわな。
- 単純に働く場が少なくなって雇用が減っていること
- 中抜きが当たり前の派遣雇用業態が許されていて、労働者が本来得られるだけの賃金が下りてこないこと
- 大企業は景気が悪くなったときでもなんとか会社を潰さないために内部留保に走って、社員に還元しない
- 一度も失敗したことのない履歴のもの以外は正社員として登用されず低賃金
- 正社員でなければ、年金に健康保険はほぼ自費加入になる
- そもそも年金事業は既に破綻している……といってる学者さんもいる。
- 年金健康保険税金すべて増税の傾向
- 上記全部ひっくるめて金銭的な余裕がない
- 金銭的な余裕がないから、生活必需品以外はいっさい買わない*1。
本当にここ先進国なんだろうか。
学歴はよくて頭もそれなりにはいいけど、財布の中身はスカスカで借金かけもちの見栄っ張りの闊歩が、いまの日本って国のイメージだ。
社会保障ももう少し頑張れよ
低減税率よりも現物配給のほうが圧倒的に喜ばれるに決まってる。
スーパーで撤去する販売期限の切れたものを、生活保障対象家庭に現物配給したらいいじゃん。
食べ物を無償でいただけるのはとても助かるだろうし。
生保の入金を、生活費以外に充填する輩も減ると思うし。
配給を恥だと思うヤツもすくなからずいると思うけど、それも5年もすりゃなくなるよ。
どっかの放送局が常日頃やってた、無職や浮浪者の存在する社会構造の問題を、彼ら個人の資質のみに起因するものとして報道しまくってたのも、10年くらいで現状が知れ渡ったのでなくなったしさ。
*1:そういや2015年は本もゲームもCDも一本も買ってないや