いまさら核融合ネタ

ちょっと前にどっかの高校生だかが核融合で発電しちゃったとかアフィサイトで話題になってたのを『あとでYoutubeする』って決めて寝てたのを思い出したので、いまさっき視聴。
つってもNHKサイエンスZEROですけども。プロの機材に撮影で画面がとても鮮明でよく見える。


核融合の回で、ITERの円管式のデカイ奴と、浜松のレーザーメーカーさんのコンパクトな奴と、イギリスの中学生の奴と三つの方式の概要が解説されてた。
上記の中学生の奴は、静電ナントカ核融合方式のユニット自作して動かしてみたら、『中性子が飛び出してきたのを確認できたからおそらく中では多分核融合が起きたと思われる』っていうもので、とりあえず動かしてみたってレベル。


誰だよ発電できたとか言ってた奴……。

核融合はなんかあったらすぐ止まる(予定)

核融合反応を起こす為にには、融合炉に高圧および超高温*1の装置環境条件が必要なので、高圧で炉がひしゃげて隙間ができたり、高温で炉の壁面が溶けて穴が開いたりすると、条件がそろわなくなり結果として核融合は起きないそうな。
直接的な燃料になるものは、水素もしくは重水素なんで、漏れたとしてそれほどでもないそうな。

でもさぁ

そのゴージャスな設備でなにをやるかっつったら『お湯沸かしてタービン回す』だけなんだぜ………。
何百年前の発想だよ。

*1:大体10000万度弱だそうな