amazonのマーケットプレースで、PS2用ロジクールコードレスコントローラを購入するも残念な結果に

○ボタンがヘタっていて押し心地が悪かったでござる。


PS2用のフロントミッション4にオーディンスフィアキミキスエビコレ+におかえりっ!!なんかを格安で購入したので、ゲームをしようとおもって久々にPS2の青に電源をいれるとなんか違和感。
そうです。
こいつにはケーブルがあるのです。
格ゲーやシューティングじゃあるまいしジョイスティックを使うわけでもないので、いいかげん2014年の今はワイヤレスコントローラで遊びたい。
ということで、中古で3000円というふざけた値段がついてる、ひとが使っていろいろと塗装が剥げたロジクールのコードレスコントローラを購入してみたら、やっぱり不具合。


普通の人ならば戻りが悪い○ボタンを甘んじて使うか、表にでて地面に叩き壊して捨てるかするのですが、諦めきれないボクはいつものごとく分解してチェック。
そしたらば○×△□のボタンの下についてある、導電性ゴムの黒豆みたいなのがついてる部分がスッポ抜けるように千切れておりました。

写真はこれだけ


ただし裏側はゴムなので、○ボタンのプラスチックの突起にゴムが固着する形でくっついていたので、戻りが悪いもののボタンとしての機能は維持されていたという。
確かにこれでは『使用感がありますが、まだ問題なく使えます』って書かれてあっても、確かにそのとおりであり突っ返すわけにも行かない。
第一突っ返してもう新品で売ってないので、ワイヤレスコンがなにがなんでも欲しいのならば、なんとか使える状態にもって行くしかない。


ということで、ゴムのボタン通電部*1を180度ひっくりかえしてセットしなおした。
○の部分は□の位置に移動する。
□の部分は使用頻度が極端に低いので、これで延命にもなるはず。
ゴム部品を単純にひっくりかえしただけでは上部にはみ出る部分がでてきて、R1R2のパーツに接触して△部の押し心地が悪くなるので、そこはカットする必要がありました。
このカットはミスったり切り方が悪いと完全なゴミになってしまうのでかなり躊躇しましたが、セリアの100均で売ってる赤ちゃん用の爪切りバサミで綺麗に切り取ることもでき、動作もよくなったので良しとしましょう。


これで元が□△だった○×の押し心地は新品同様になり、元が×だった△はほんの少しヘタリ気味、元が○だった□は千切れて下側にめり込んでいた分を戻したので若干戻りが前よりはよくなったけどやっぱり違和感があるがきちんと機能している。
まあ使えないこともない状態になりましたとさ。

最終的に壊れたらどうする?

ホリのスティックの中に仕込んでPS2用ワイヤレスジョイスティックでも作るよ。
いやその前にジャンクのPS1のコントローラの中から、ゴム部をとりはずしてボタンごとに4つに切断、でもってワイヤレスコントローラの基板に位置合わせしてからホットボンドで止めるなどしてみるか。

つかゴムの部分だけ任天堂みたいに売ってくれ

まあ無理なんだろうなー。
分解するだけでもエラい大変だったもんなー。

余計なお世話ついでに電池について

この手の1.5Vの乾電池を二本使うタイプのコントローラは、大体昇圧用のICが入っていて3.3Vで動いてます。
コンビニで売ってる携帯電話の乾電池充電器もそうです。
これらのICは超高速でスイッチングしまくるので、内部抵抗の低い電池が好適で、ニッカド充電池(カドニカ充電池とか)やニッスイ充電池(エネループとか)がお勧めです。
ニッスイ充電池は充電してから使わないでほったらかしにしておいた場合の自然放電が速いので、毎日のように使うのならばこちら、そうでなければニッカド充電池がお勧めです。


乾電池三本の機器の場合は、そんな上等な電源ICは入っていないので、乾電池のままでつかいましょう。

*1:この部分の一般的な名称はなんていうんだろう