星の子アルフェ

昨年の大晦日の前日にも放送されていましたが、いま再放送をまたリアルタイムで見ています。


なんてコメントしたらいいのかわからん。
障害があるとかないとかはこの映画にとって重要じゃないかもしれない。
誰もが通る子ども時代の道をアルフェも通って成長している。
単純に映画として好きです。


電車をみたり、鳥をみたり、空にさけんでみたり。
思ったことをそのまま口にしても、咎めたり黙ってろと強要するのではなく、きちんと応えてくれ見守ってくれる親がそばにいる。
私も、そして他の人間すべてにもおんなじような過去があり、ひとそれぞれの速度で成長してきたはずです。
それを頭の中で考えてではなく、原体験のような形でこの映像から思い出すところがなんともいえない安心感につつまれるのです。


ときおり入るカメラマンの父親のつぶやきともぼやきともとれるメッセージにパパさんの苦労が垣間見えるけどね。
そんなの子供のアルフェや、この映画をみて子汚い少年時代にもどっているボクにとってはどうでもいいことに感じるのも、またパパさんの憂鬱に違いないけど。