USBブートに対応していない古いPCで、USBブートを可能にするには

Plopブートマネージャーを使う
Plop Boot Manager, PlopKexec Boot Manager


7年くらい前にシャープPJ2でUSBブートが不可能なことに不満を感じ、AMI-BIOSの改変のために検索しまくった記憶があるけど、そのときはヒットしなかったのでAWARD-BIOS装備の430TXマザーを改造して遊んで終わったのでしたが、今日検索したらはAMI-BIOSでも使える奴がありました。
情報弱者ですのう。


基本的な動作としては、一旦FDDやHDDのMBRからPlopを起動し、本来BIOSでやるべきUSBポートにUSB起動が可能なデバイスがあるかどうかをチェックを肩代わりするそうです。
PlopMBRの空き領域に書き込まれるので元のMBRはそのまま残るそうな。
すげぇな。


で、HDDやFDDから起動するならば、物理的なROMからも起動しちゃったりするんじゃ??もしや!?と思ってサイトのドキュメントをざっと読んでいったら、やっぱりありました。
BIOS-ROMのほぼ未使用の領域にplopコードを書き込んで、USB起動可能なBIOSに改変する機能です。
ほぼ未使用領域というのは、LANのネットワークブート用の領域*1のことで、一般的にPCを使っている分にはまず使わない部分です。
ここのコードを書き換えて実現するらしいです。


BIOSを書き換えるのがイヤな場合は、外付けのLANカードでROMが載ってるタイプのものならば、カード上のROMを書き換えることでも実現可能ならしく、マザーボードをゴミにする可能性もなさそうです。
幸いROMが載った古い100Bast-TXのPCIカードは何枚かもってるので、試して遊べそうです。


ということで、そのうちやってみよう。
ってか外人さんは、やりおるなぁ。
こういうの、X68畑の人とかMSX畑の人がやるもんだと思ってた。
でも日本人はお金持ちなんで、PCなんかすぐ買い換えちゃうから、こういう改造必要ないんですよね。
きっと。

*1:PXEブートのことかな?きちんと書いてないのであやしい