ロボティクス・ノーツ #13#14、までなんとか見て

ダメだな。


嫁ヒロインが微妙、メインヒロインが誰か分からない、アキホのノリにそろそろ作内男子キャラ同様ついてけなくなる、引きこもり女子設定のキショイヒロインと嫁ヒロインとの間でまさかの誰も望んでない三角関係勃発、君島レポート出現からドラスティックにドラマが進むと思いきや元のテンションの日常進行にもどるという仕打ち、離島の生活を描いているように見えて学生が顔を出す場しか描いてないから観光案内アニメとしても役不足、作中アニメ登場のガンヴァレル以外のロボットの魅力が無さすぎ、OP/ED曲は教科書どおりによく出来てるが伝わってくる感動や迫力など動物的なものが決定的に欠如している...etc.etc


突然の強い雨脚でまるいちにちテレビとPCの前に座ってる連休でしたので、1クール終了と同時に視聴停止していた『ロボの(なんか)』を消化開始しました。



いろいろさんざんぱら文句つけてみるけど、このアニメに決定的に足りてないのは『変化』であります。
映画でもドラマでも演劇でも紙芝居でもひとり語りでも歌でも8時だよ全員集合の停電コントでもままごとあそびでもサッカーの試合でもそうですが、だらっだらと続けていてはいい素材もダメになっちゃうんですよ。
シーンの変わり目やここぞというところでは、作り手以外のみんなが引くぐらいの大仰さでもってバカみたいに大アピールするのは、エンターテイメント作品の基本中の基本だと思うのですけども、これはそれが欠落しているとてもよくできた凡作です。


一話ごとにすこ〜しずつ状況や既知の情報が変わるんだよな。作内キャラの生活や目標に対してほぼ問題がない程度に。
ほとんど変わらない程度なら、全く変えないほうがいいに決まってる。
ひたすら和気あいあいで島内遊びまくってる描写で観光案内に徹するとか、部室やガレージでひたすらついぽとか対戦ゲーやるだけの回を4回くらいはさめばよかった。
そうすれば、重要なシーンは早回しで否応なしにスピード感は上がるし、それまでののんべんだらしとした平坦なシーンとのコントラストは強くなり、否応なしに記憶に残りますもんね。


いろいろと勿体ない。