ぺるけ式HPAにDACなど作りたいのだが

いかんせん初段がFETなんだよな。


オールトランジスタ、バイポーラがいいんだよな。
なぜか理由は自分にもわからない。
FETは音はいいかもしれんが、"エフイーティ"と口に出したときの音の響きがいまいちカッコ悪い。
それにグラマーなのはトランジスタなわけだし。


他にPNP-TRもあまりよくない。
50〜70年代のアンプは終段の大電流を流すトランジスタは、PNPのよいものがなかったそうで、NPNそれも2SDで擬似PPが組まれて使われてたりした。
確実に歪むし計測データは惨憺たるものになるだろうけど、そんなもの製作中に気になるだけであり、完成して音がでればその歪みはキャラクターとして愛着のわくものになるにきまってる。
というわけで、スタジオモニター用のアンプではなく日常的に使う生活家電(?)を作るわれわれは、それをあまり追求しても意味がない。
そういうことはメーカーのラボにいる人より二まわりいい月給もらってる奴が仕事でやってグラフ何枚も書けばいい。


ということでNPNだけでHPAを作ってみたいものである。
ぺるけ式HPAをベースにオールトランジスタ式に改訂するのか。
難しいなー。
二年くらいかかりそうだなー。