ゴミを土に埋めたら一ヶ月で溶けてなくなればいいのに

ビニールの包装を考えた奴でてこいや。


先日田植えの前の代かきをしていたら、子供の頃、実に30年以上前の田植えの休憩で食べた飴の袋が、ほとんど劣化せずに土の中から顔を出したのをみて、中学の頃毎日のように感じていたことを思い出しました。
ゴミが野菜みたいに腐って土に戻ればいいのに、と。


飴の消費期限は約一年。
油で揚げたようなスナック菓子は三ヶ月程度。
パンはわずか三日かそこら。
でも、それを包んでいる包装は30年の間、土の中の微生物の攻撃をものともせずに、しぶとく生き延びる。
そのままにしておいたらたぶん100年以上がんばるのではないかと。


ポテチ、パン、飴っこ、100均グッズ、PCパーツその他もろもろ。
今現在市販されているものはたいていビニール包装に入っています。
わざわざ中東から高い金払って輸入した石油を原料に包装つくって、中身を消費したらゴミをまた石油で燃やす。
日本で原油が取れるなら地産池沼でまだ許せるけど、この包装のせいでフードマイレージが上がる原因にもなる。
生分解性があれば、最後は土に埋めて分解されて肥料として還元するやもしれんか、ゴミ袋をごみ収集場所まで運んでくのに軽や1.3lのガソリン燃やして、ゴミを回収する収集車のディーゼル燃料燃やして、ゴミを燃やして灰にするのに重油使って、灰を埋める穴掘る重機にディーゼル燃料つかってのつかっての.....etcetc。


ばかげてますね。
実に。
エコでも自然にやさしくもなんともない。


危機的な状況にある林業補助金を入れて紙包装を推し進めるとか、エコパッグならぬエコパックを推進するキャンペーンを張るとかやればいいのに。
油が染み出さないような新型包装紙の開発に成功すれば、中国インド他新興国に売り込むことができ公害防止と二酸化炭素排出低減に加え地元の林業の活性化になり一石三丁になるだろうし、花粉を大量に出すようになった旧い年寄りの杉の木の伐採をすることは行政が取り組むことができる短期的な花粉症対策にもなる。


あのころはバブルだからそんなことをいうとものすごいバカにされましたが、いまでもバカにされんのかなー。
いやだなー。
成長産業でエンターテイメントでネットやPCに絡むものだと結構真剣に議論するのに、土がつくような話題はみんな小ばかにして一笑に付しちゃうんだろうなー。
いやだなー。


であまった石油燃料はなんに使うの??

アニメや訳のわからんサイト見たり、どうでもいいショートムービーをスマホでみるために、いろんな人が夜も寝ずに整備しているサーバ群動かすのにまわすにきまってんじゃん。

3/4本気で1/4ネタだけど

富士山とか白川郷には、 生分解性の包装だったり木製の弁当箱などだったりしか持ち込めないように制限
かけてもいいんじゃないかと思う。
食品メーカーも山とかピクニック用のアウトドアラインのブランドつくれば、また特定のマーケットをつくることも可能かもね。