OSコンを使ってみる

電子工作でOSコンというと、自作アンプの電源か、邪道ながらもカップリングに使うのが定番のようですが……。


既に松下製になってしまったOSコン。
紫のスリーブは過去のレアパッケージながら、後生大事に抱えていてもしょうがないので使いたい。
しかしアンプの電源に使うと音がキンキンしすぎて耳障りが悪い。
カップリングに使う場合は、直流が漏れるので危険すぎるのでいやだ。
スイッチング電源の二次側に入れるにしても、大容量のアルミ電解を固体コンに置き換える場合は、スイッチング周波数を大幅に上げて容量減らす*1のが常道なわけで、つまり一から設計しなおすことが必要。
スイッチング周波数が変わらないのにそのまま同容量で置き換えてもまったく意味がない。


ということでアマチュアレベルでの使いどころがよくわからなかった固体コンの走りのOSコンですが、ようやくベストな場所をみつけました。
バッテリのデサルフェーサーのコンデンサとして使えます。
容量は100uFか47uF程度でも、高周波のリップル電流を大量に流せるし、ESRが低いのでスパイク電圧の減衰防止にも寄与するはずで好適です。


はぁ。
ようやくまともに一個つかえたぞww
まだあと69個くらいあるぞww

後はフィルタにつかえるのかなぁ

でもたいていのフィルタにはフィルム系コンデンサ使うわけだし、そっちも大量にもってるから使わんしなぁ。
DC-DCコンバータでも作るか。

*1:固体コンは、高周波特性がよくESRが低い為リップル電流を多く流せるので、スイッチング周波数を上げられる。小型のチョークコイルと小容量のコンデンサが使えるようになり、結果としてコンパクトにできる