次のヘッドフォンアンプはA級で製作

オペアンプ一個か、オペアンプ+バッファ回路に物申す!!わけではない。


学生時代にメーカーからとらばーゆしてきた教官が実験講義で使った電子回路の教本があり、それを読みふけるのがこの5年くらいの趣味というかなんというか。
学生時代はちんぷんかんぷんでしたが、地味にしぶとく電子工作をちまちまつづけていくうちに、少しずつわかるようになったというか、必要な機能を探してあれこれネットで検索してもひっかからないときは、この本を頭からたどっていくとヒットする項目があるというか。


人間必要に駆られて作ると理解が非常にはやいわけで、作くったり、作らんまでも検討するだけでもだいぶ理解が深まります。
現場で働いてた人がチョイスするは本なかなかのものです。


その中にあったのですよ、エミッタ接地の低周波A級アンプ*1
定数の計算方法も懇切丁寧に書いてあるし、直流/交流負荷線引いて動作点求めるとこまでかいてあるし、がっつりバイアスかけるため負電源がいらないからトランス式のDCアダプタ使えるしで、ヘッドフォンアンプみたいな0.5W級で十分満足のアンプならば贅沢しても*2いいかもしれない。


問題なのはChu-Moyやその他のHPAが音がいいのは、乾電池というノイズレス電源突っ込んでるからという側面があるわけで、その圧倒的なメリットを捨て去るわけになるのが微妙といえば微妙なわけなのですが。

*1:つまりまんまスピーカ駆動のオーディオ用

*2:A級は電気ながしっぱなので電気代および発熱がひどくて衰退したのです