トラ技のMARY基板

先日はarduinoで、今日はMARYシステムとなんと節操がない。


CPU基板が出るたびに、I/Oボードを作成するのはもううんざりなので、I/Oボードの使いまわしシステムを考えている。
でもってarduinoが参考になったが、次に参考になったのはMARYシステムです。
MARYシステムは1チップマイコンのCPUボードの上にI/Oボードをスタックした1セットを、複数接続することでシステムの発展を図る、なんか頭のいいシステムです。


無理だろ。
いくらかかるんだよ。
デバックどうするんだよ。


DreamCast(NAOMI)はセがサターンの反省にもとづいて、シングルコアPCみたいなアーキティクチャにして、コストダウンとともにわかりやすくして開発が楽になった。
PSPPS2の反省にもとづいて、CPU周りをPS2みたいなヘテロジニアスマルチコアは止めて、シングルコアPCみたいなアーキティクチャにして、わかりやすくして開発が楽になった。
その結果NAOMIもPSPも5年以上現役のシステムになって、今でも稼動している。


初心者はもちろんベテランにとっても"1コアCPU+扱いたいI/O数種類"の方が、扱いやすいにきまってる。
複数CPUを積むとしても、二個目三個目はメインCPUの下で動くサブプロセッサ(コントローラ/アクセラレータ)に過ぎず、メインCPUからみてI/Oでしかないものにしたほうが楽だと思う。


協調動作なんて難しすぎるよ。
初心者なめんな。
船頭は一人って昔から決まってるんだよ。


デュアルコアクアッドコアなんて、市井の民にとっては、単なるマーケティング用のキャッチフレーズに過ぎないもの。
メールするのにデュアルコアいらん。
ネットショッピングにもクアッドコアはいらん。
Lチカやるのにオクテッドコアはいらん。


ということで、方向性はきまった。
arduinoの上にスタックできるというところと、MARYシステムの上下左右に接続できるってところはすばらしいアイディアなので、その部分だけいただこう。