ジャンクPC-PJ2-X4を修理する

電源をいれても安定しなくて、外に放置されていたのかゴミまみれだったX4。
基板が本当に死んだのか確認するべく基板の写真を撮りまくり。


PCで拡大して確認していったところ、電源コネクタの脇にあるUSBコネクタのあたりが汚い。
USBコネクタだけあとから手付けみたいだ。
ということでハンダを取り去って付け直す。
この時点で、電源いれても状況変わらず。


充電中に、激しいチー音がする。
いわゆるコイル鳴き。
ということで、電源を入れてからコイルを指で抑え、鳴きが収まるポイントを探る。
電源コネクタの直近のコイルを抑えると鳴きが収まるが、電源も落ちる。
むむむ。


もしや、PJ2-S3でも使っているうちにやっちまった、あのしょーもなトラブルなのでは??
だったら恥ずかしすぎるぞ…。
なんで今の今まで気が付かなかったんだ?


冷や汗かきつつも、マザーをPCの底面から外して裏返し、電源ジャックのハンダをルーペで確認する。
あ、なんか艶がないw
鉛フリー以前のPCだから艶があって当然なのにない。
また、一部にくぼみ発見。
ということは!!


ハンダ割れじゃーんwww
_no


ということで古いハンダを溶かして取り去り、gootのヤニの良質なハンダで付け直す。
電源を入れてみる。
ビンゴ!!
安定して通電した。


WinXPも起動してネットも見れた。
一旦電源を落とし、再度分解。
基板の部品面から、電源ジャック周りにホットボンドを大量に持ってコネクタ部の強度をUP。
最後のキーボードやパームレストのあたりのパーツをS3のヤツをもってきて、小奇麗な部品でニコイチして終了。


S3のセレロン333Mhzから、X4のPemtium2/333Mhzにグレードアップしますた。
セカンドキャッシュが倍増になったことと、キャッシュメモリのレイテンシがよくなってるはずです。
その程度の差でも、クロックが遅いから体感速度に響いてくるのがスゴイですね。


PJ2いいぜ。
今後はLinuxBOXやuClinuxボードのターミナルとして頑張ってもらうぜ。