X68000 Compactの電源を修理する(4)

無事、通電しました。

ファンが回ってます。コネクタにも電圧でてます。白い煙も上がりません(汗。


サンキン抵抗のほかに、直近のフィルムコンデンサ0.1uFが壊れていました。

しかしフィルムコンデンサが壊れるって(汗。


ハンダゴテを当てると、コンデンサの足のあるビアから、プスプスと炭酸が沸いてくるようにハンダがあわ立つ(!?)ようになるので、気がつきました。
たまたまそこにハンダゴテをあてたから気がついたわけで、そのまま組み付けることもあったかもしれないと思うと結構ゾクゾクしますね。運がよかったです。
手持ちの松下のeqq..なんだっけ?ギターなんかのエフェクタ用の定番MPTフィルムコンデンサを取り付けました。
既に廃品種のレアものです。ちともったいない。


あとは、サンキン抵抗一個と、それほどでかくないトランジスタと、直近のC1815ニケ交換交換して終わらせました。

これら交換した部品のまわりの抵抗やダイオードは、全て外してチェックしてます。
コンデンサは250V/1uFだけ105度品が手に入らなかったため、松下の一般品で妥協しました。やだなぁ。


他のTrやフォトカプラも用意してありましたが、もったいない部品外すのが大変そうなので交換しませんでした。
5インチタイプの電源でも、フォトカプラや、基板の端の方の2SC2655トランジスタまで逝かれていることはなかったですし、問題ないと思います。

縦になっている小基板を外せば作業がやりやすいので全部交換もできたと思いますが、単なるハンダゴテとスッポンといまいちすわないハンダ吸い取り線というアマチュア装備では、縦基板が刺さってるパターンを大量に剥がしてしまいそうだったので、諦めて怪しい部分の部品のみ交換しました。


あー、しかしファン五月蝿いなー。
古いからか、もしくは長年使ってないからか、引っかかりみたいな音がする。
組む前にainexの流体ファン買ってくるかな。
盆前に修理済ませて、片付けたい。


しかし、なー、修理完了後、電源入れるとき髪の毛抜けそうな緊張がある。
感電したり煙吹いたりとか怖いし、万が一修理に失敗したときの落胆ときたらないもんなー。
新品の部品をつかって、新しくなにかを作るときには感じない緊張が、そこにあるんです。
もう修理プレイ(?)は十分楽しんだし、精神衛生的に止めるべきかもしれない。