6石ヘッドフォンアンプ(その4)


先日製作した、バイポーラ版ChuMoyヘッドフォンアンプと聴き比べをした。
その差は圧倒的にバイポーラ版ChuMoyの方がよいです。


6石HPAは、音声ラインに抵抗、出力にケミコンがあるせいか、いろいろな細かい音が掻き消える。
スネアなら「バシィッ」っと聞こえなければダメな所が「バン」で終わる。
ハイハットなら「チシィィン」と余韻まで聞こえないとダメな所が『チシッ』で終わる。

ただ、聴き比べたからようやく分かる程度の差であり、一つずつ渡されればどちらも音がよいと思うくらいにはよい音だ。


ただChu-Moyアンプは電圧低下に弱く、7.5Vまで下がると上記の細かいところはあれど迫力が全然なくなり、ただなってる感じになる。


抵抗とボリュームと出力コンデンサを交換すると変わると思うが、やる必要あるだろうか。
そもそもの実験はディスクリートのアンプを鳴らしてみることが目的なので、すでに目的は達成している。
どうしようか。