PuppyLinuxを2パーティションに分割したUSBメモリにインストールする方法
USBメモリを2パーティションに分割することで、PuppyLinuxが使用しているファイルを消したりするミスを回避できる。
・インストール方法
1.PuppyLinuxのISOファイルをダウンロードし、PuppyCDを作成する。
astroburnなどISOイメージを焼けるツールでCD-R/RWなどを焼く。
2."セットアップ->CD/DVDドライブウィザード"で、読み込みドライブの設定をする。
3."セットアップ->Puppyユニバーサルインストーラ"を起動する。
4.セットアップ中、GPartedでUSBメモリを分割フォーマットする。
パーティション1 -> fat16 (Windows)
パーティション2 -> ext2かext3 (PuppyLinux)
任意のサイズで分割したら、"編集->すべての操作を適用する"でフォーマット。
5.フォーマット後、GPartedでパーティション2のブートフラグを立てる。
上部のパーティション2で右クリックし、"フラグを編集"の"boot"にチェック。
6.その後、インストールパーテションを"sdb2(パーティション2)"を選択し、インストール。
sdb2は、ドライブ搭載量によってsdc2やsdd2など変化します。しつこく確認し自分の環境に合わせ適宜変更してください。
ドライブ全部消してしまうことになったりとかが普通にあるのが"# "の世界です。
7.MBRには、mbr-bin(デフォルト)を選択する。
8.あとはクリックを繰り返し終わるのを待ち、完成。
・注意点
0.まず、『必ずUSBメモリの内容をHDD他にバックアップ』する。
何度も失敗して、編集したテキストを消している>>ご愁傷様二ノ宮くん
1.WinXPは、USBメモリの第一パーティションのみ、エクスプローラからアクセスできる仕様になっている。
つまりPuppyなどUSBメモリ用OSは、第2以降のパーティションにインストールする必要がある。
2.マザーボードの仕様で、第2パーティションから起動できないものもある。
死にたくなるまで再起動して確認しよう。
3.USBメモリによっては、そもそも起動できないものがある。
マザーの仕様ではなく、USBメモリ側の問題の場合が稀にある。
4.CD-RWは湿気に弱い。
CD-RWに一時的にPuppyCDを作成する場合、メディアの状態に気を使う。
車載していたCD-RWは、車内の高温や雨天時の湿気、冬場の霜などで劣化していて読みが怪しくなる場合がある。
ドライブ中エラーを出したメディアはPCでもエラーを出すと思え>>俺
これで、WindowsからはPuppyをインストールしたパーティション2は見えず、fat16のパーティション1をWin用のデータフォルダとして気を使わずにテキトウに扱うことができる。
「ネットみるからPC貸して」とファミコンカセットを借りにくる小学生といまだに同じノリの三十路リア充非ヲタに、故意や誤操作でいろいろ消される事故が減り再インストールで時間喰うことが少なくなります。
##追記
BUFFALOの高速を謳って発売されたRUF2-Sシリーズでは分割起動は不可。1パで使おう。
東芝の二三年前に発売されたU2K-002GTでは分割起動OK。
マザーは GA-7N400 Pro rev.2 で確認。