Gigabyte GA-7N400 Pro2(rev1.0)のコンデンサ交換


ジャンク580円のコンデンサ不良のGigabyte GA-7N400 Pro2マザーに、1800円分のコンデンサ35本程度を投入し復活させた。


before

ニチコンルビコンっす。ニチコンは、当時どこぞの工場で変な電解液投入したらしい。ルビコンはそれに加えて、性能はともかく低ESR以外のコンデンサを含め全体的に寿命が短いそうな(未確認)。そういや通販でもあまり見かけない>>ルビコン
前ユーザーがファンのコードをぶった切ってます。静穏化ねらって他のファンつけたのでしょうが、半田付けやコネクタのカシメの跡が見当たらない。ねじってひねってむすんでokって小学生の時の俺かよ...。セロハンテープ巻きだしさぁ...。


after

3年前指咥えて見ていた念願の"青い基板のnForceZ"と、どうにも格好の悪いサンヨーWGの緑と金色の勇士
ファンのケーブルは、ワイヤストリッパで剥いて極少量半田付けしスミチューブで保護してます。


サンヨーのWGシリーズは、三年前、ASUS M7S8X-MXの修理でも投入しており、実績のあるコンデンサです。365日x3年、12〜24時間PC起動しっぱなしという環境で、まったく問題がでておりません。

また使っていた電源は、celeron333MhzあたりのNEC-98NXに入っていたDELTA 200Wです。200Wといいつつも、他電源で300Wで不安定になった組み合わせも、なんなくドライブしてくれる良電源です。ニッケミとルビコンの105℃品が使われているし、100V仕様(110Vではない)の日本仕様の電源なので再投入したかったのですが、12V田コネクタがないし6Aだしなので、サブへと退くこととなりました。
ATX20pinのみで動くマザーに使う電源探しているならこれがイチオシです。ジャンク200円とか100円とかで手に入ります。


M7S8X-MXからGA-7N400 Pro2に変更してみて変わったこと。
・HD-Benchのメモリアクセススコアが倍(デュアルチャネルで"turbo"設定)
・わかむらPのzoomeの動画がコマ落ちしなくなった(チョコレイト・ディスコはよい)。
Linux上のIceweaselSeamonkeyのブラウズ速度が明らかに高速になった。
・シリアルポートが2本に増えた(いやネタじゃなく。電子工作やるならいるでしょ。±7Vくらい出てるシリアルポート)
WinXPで大量のサイトに同時アクセスするとネットワーク接続が不安定になる(sis900>>>>>蟹8110s)。
・YMF744Bが完全には使えない(サイドワインダーPADを認識しない)


変わらないこと
ベンチマークはともかく、3Dゲームの速度はほとんど速くならない(ゲームはCRT使うわけでVSync待つ設定になる。だから軽いソフトは60fpsでクリップされるから変わらない。重いソフトはHW-T&L対応なわけで、CPUはともかくVGAの性能でクリップされるし)。
RAIDコントローラを使おうと思ったけど、非RAID(BASEモード)でも動くので、やっぱりシングルで使う(RAID冗長化/高速化の手段でしかなく、RAID1でミラーリングしてようがパックアップはどの道必要になる)。


変えて良くなったのか、良くないのか。


SiSのマザーはMuTIOLっていう恐ろしく太いノース-サウス接続バスがあり、このおかげで同時にいろいろなことをしても(3Dゲーム起動させて、BGMにUSBメモリのMP3再生させながら、音消してにニコニコチェック、その裏で内蔵HDD->LANDISKに定期バックアップ、某伺かが動作)、ブラウザや他アプリが落ちるってことがない。
nForceの場合結構落ちる。ブラウザが。動画を再生しおわった後によくなる。


もう少し使っていろいろ確認してみよう。