スマホゲームは安泰?

携帯電話でくじ引きゲームが走るようになってから、スマホに代替わりしてゲーム機同然の表現能力が備わって、もう向かうところ敵なしの感が。


スマホゲームは強い。

母数の多さ

まずは圧倒的に端末台数が多い。
母数の多さは、売り上げを増やすのに有利に働くのはいわずものがな。もっとも課金するしないとかいう別の問題はあるけど。
過去に国内で販売されたゲーム機があまたあるが、最大でも数百万台がいいところ。
国民全員が一台以上所有しているという携帯電話の一億台とは桁が違う。

ゲームが走る環境はほぼ一つ。

OSもandroidiOSの二つしかなく、なおどちらでも同じゲームが走る(ようにつくってある)ので、ハードのシェア争いっていうものが存在しない。

オールインワンで持ち歩ける

スマホそのものに画面とバッテリが付いているから、家庭内のテレビのチャンネル争いの問題から抜け出した。
電源も充電してバッテリでプレイすれば、ケーブルによる移動制限もなくなり、どこでもプレイできる。

常にネットにつながっている

携帯電話回線とWi-Fiでネットにつながってるから、ソフトウェアも常に最新にしておける。
もちろんネット対戦もできる。

無料配信の為、興味を持ったユーザは確実にプレイできる

ゲームそのものが基本的に無料でデリバリーされるから、ユーザのおこずかいや所有ゲーム機によって欲しいゲームが遊べなかった、大作ゲームの発売がかち合う月に二択を迫られることもなくなった。
つまりユーザのふところ制限によって売り上げが確保できなかった過去の時代の制約はなくなった。


よくよく考えたら、こんなに理想的なゲームデバイスって過去に存在しただろうか?いやしてない!!
過去のユーザを縛っていた事柄、それが売り上げの妨げになってた制限になっていたけど、それがほとんどなくなった。

はい、こっかは問題点きました。

問題点その1 - ハードウェアボタンがない

一般的なゲーム機や携帯ゲーム機に装備してある、ボタンがついてない。
ということで、精密な操作を必要とする、1ドット単位1フレーム単位でコマンドをぶち込む過去のゲームは実現しない。

問題点その2 - 時間を湯水のように要求してくる、ゲームシステム

だからっつって、一日数時間かけないとまともにゲーム攻略したり、特定アイテムを入手できないように作るのはどうかと思う。
パチ屋的な依存ループにユーザを沈めるアプローチのゲームしか、いまんところみたことがない。
ユーザはどっふりと風呂に沈んでるから面白く感じるし、面白くなくなってもよくわからずまたプレイしてしまう。


我々貧乏人と廃人に合わせて作るというか、むしろそういう風になるように仕向ける現状は、関係省庁の監察監督が入る前にカイゼンするべき。
入られたくなきゃBPOみたいな機関つくって、業界全体でゲームの運営ルール取り締まれよ。
つか日本国内ではこれ当たり前のようになってるけど、米国や中国のユーザが向こうの国でメーカを呼び出して訴訟起こしたら多分負けんだろ。
いくらインストール前にぐだぐだ約款並べてもさ。
大国のごり押しパワーってそういうもんだよね。

というわけで

俺はゲームは一日30分くらいで終わりたい。
それくらいでいい。