探偵はBarにいる2 ススキノ大乱闘ブラザーズ

タイトルは失念したから適当


前作は楽しめてわりと嫌いじゃない感じでしたけど、2作目はなんとも微妙。
微妙といっても演出が駄目になったとか、脚本がやる気なしとかそういうわけではなくて、最大の特徴は『一作目となんら変わらずのよく出来た佳作』なのが最大の欠点なのです。
よく言えは前作ファンを裏切らない出来きだが、悪く言えば代わり映えしないというかなんつうか。


ターミネーターでは二作目で的だったシュワちゃんが味方になるという、とてつもない意外性があるわけですよ。
ゴジラモスラとバトルしたときはむしろ都市を守る守護神になってるわけですよ。ちがうか。


とにかく意外性がなかったんですよ。
相棒の裏切りってかどうでもいい感じみたいなものも予想の範疇の中のレベルだし、マドンナ的依頼人の別の顔もいまいちコントラストがはっきりしてなくて、ごった煮やおでんにたくさん具を入れてみたんだけど、どれも似たよりよったりでこれがひとつ突出して旨いみたいなものがなくて、全体的に美味いけど二度目はもういらないやっていうか。


そんな三作目の出現を予感させない良く出来た出来きの二作目でした。