進撃の巨人

前の記事は、ネガティブ過ぎただったので消した。
1クールくらいは視聴してからもう一度書きます。



まあでもなぁ。
前評判とか、2chブログ系まとめサイトでの持ち上げっぷり、そこでみるキャプ画だけみると期待しちゃうのも事実なんだよなぁ。
それが実際みてみるとまったくのめりこめず肩透かしにおいてきぼり喰らった感がちらほら。
残念なほうの意味でぽかーんとしてしまった。
ドイツとかルーマニアっぽい舞台で城で壁に囲まれた町でシュバルツシルトで、騎士が権力の座にいてすき放題やってた頃の話とか。
その設定だけで俺にとっては美味しいわけなので、この半年ちゃくちゃくと地道に俺の中の期待のレベル上げてたし、ネタバレ怖いので原作も買わずにいたんだけどなぁ。
ロードス島からファンタジー色をがっつりと削り、敵を巨人にターゲット絞った分だけ面白くなってるはずだと。


期待しすぎた。
これから面白くなるといいな。


12月11日 8話まで見たが、やはりどこが面白いのかわからない

8話は、はじめて巨人を撃退することができたところで終わるので、多分物語的には一区切りついたところなんだろうと思うので感想をつけてみる。


まず、アニメの見た目としての不満を記してみると、キャラが多すぎるとか、キャラの髪型や風貌が男子女子ともにバブル期のそれとか、腰につけた装置がいまいちとか、ガスではそんなに飛べやしないだろとかそんな感じ。
でもこれは決定的じゃない。もっと酷いアニメはいくらでもあるし、原作を尊重したら縛りができてしまうのだからしょうがない。


次は会話だ。
作品の中心に据えられるキャラクターは、8話までの段階で幼馴染の三人とミカサに恋慕の情を抱いているジャンだけだが、実際に会話してるのは一度に二人だけ、それも登場人物が相互に意思疎通を取ることは稀で、どっちかがどっちかに命令形で突っかかるだけか、どこぞの会社の課長みたいに俺の想いを受け入れろとばかりに畳み掛けるばかりだ。
会話のキャッチボールがいまいちできてないし、そのセリフの内容にでてくるワードの説明が足りてないので、聞いてるこちらも『ふーん、そうなのかな??』となんか察してやる努力が必要になってくる。
つまりは納得できないというかしっくりこないというか。
だいたい作中のさまざまな事柄は公式からして秘匿扱いというか謎としてあるんだから、キャラクター相互間の会話の中からいろいろ補填していかなきゃいけないのに、そのキャラが口開けば喧嘩か俺の処世論だけ声高に語ってるんなら世界観の理解のしようがなく、最終的にはキャラが好きか嫌いか腰のメカが好きか嫌いかってとこに行き着く。
アニメ全体のストーリーで楽しむことはあきらめ、某アイドルグループのようにたくさんのキャラクターが出てくるから、推しメンでも探し彼or彼女に執心して楽しむ方向にスイッチするにも、日常or戦闘パートでの人物像の描写が足りてないのでこちらの楽しみ方にも限界がある。


最後に、やっぱりなにが一番気に喰わないかというと、なぜ巨人が沸いて出てきて、なぜ人を丸呑みにして、なぜ首の後ろを切りつければ消えるのかということ。
ここがはっきりしないと、巨人をどうにか撃退した輝かしい勝利のシーン後でも、どうにももやもやして気持ちが悪い。

ぐだくだ書いてみたけどそろそろ終わる

なんかすごい騒がれてるし売れてるっていうからついつい見てみたら、確かに戦闘シーンなど特定の作りこみは強烈にこだわってて凄いんだけど、話の内容や世界観について作り手側からの納得するだけのインフォメーションが出てない。
多分それにボクは満足できないんだと思う。


つか8話まで見たんだから十分よく頑張ったよ俺は。
本当に面白いアニメは1話2話からきちんと面白いし、初回爆死したアニメでも後半持ち返す奴は5話あたりで世界観が完全に理解できストーリーがきちんと回る。
どちらもないと感じてるんだから、多分俺はステマに見事にひっかかったということだ。


ついでに放送局に対する苦言

ボクの地方では、このアニメのCMにオーケンの大蔵大臣が挿入されてます。
60メートル級に巨大化した西郷どんが、都内のビル群をのっしのっしと練り歩くあのCMです。
巨人つながりにしても酷い。
このCMのお陰もあってアニメ本編は完全にネタのイメージになってしまう。
酷い。酷すぎる。


まあでもいいや。
今週からタイバニの再放送やるんで、ここで切り上げてタイバニで中年見るぜよ。