ようやくまともそうな電源を買う
中古のSeasonicで80plusの奴買いました。
古い奴なのでS-ATAコネクタとPCI-eコネクタがでてないですが、古いマザーやドライブばかり所持してるのでこちらの方が好都合です。
Seasonicは部品の配置やパターンの引き方配線の引き回しなど、メーカーPCに納入してたDeltaの電源同様きちんとしてるので安心できます。
また日本製のコンデンサを搭載しているモデルが多く、バルク品を買ったとしても基板は変わらないので、あとからコンデンサを張り替えるときも、サイズがあわねーーー!!って頭を抱えることもありません。
ニチコンのPWやニッケミのLXZがきちんと収まります。
コンデンサを替えるだけの労力を払うだけの価値がある品物です。
ちょっと思った
CPUやグラフィックボードが12Vで大電力を消費するならば、12V系だけ業務用の電源追加して積んだらいいんじゃね??
ATX電源はある程度の負荷がないと出力安定しないし。
ということは、CPUやGPUはATX電源を利用し、その他のHDD/DVDなどドライブ類を外付け12Vを使えばok。
サブ電源化か。
分解してみた
動作確認が取れたので中古だから躊躇なく分解してみた。
メーカーはSeasonic。型番はSS-460AGX。
P4やAthlon64あたりの大消費電力時代に1万円程度で安定してたモデルです。
部品配置がきれい。配線のとりまわしがきれい、コンデンサの並び方が低いやつから高いやつまで順繰りになっててきれいです。
ファンも8cmでそこそこ風量があるのに加えて、風の通路が一直線になってヒートシンクを冷やしてファンから出る形です。
熱がこもることもなさそうですが、CPUが爆熱になる5月から10月は、ファンコン*1キャンセルで全開でまわす改造をしたほうがいいと思いました。
コンデンサは一次側がHITACHI HUの330uF/400V一本。
二次側はOSTが3300uFからさまざま。
二次側のOSTのコンデンサはそれほど悪くないと思います。
サイズも細くなく、台湾のコンデンサではいいほうだと思います。
丸一日電源入れて5年とかつかったのでなければ、相当持つと思います。
一次側のコンデンサは、基板の中央に鎮座してあり、とりはずすには両脇のヒートシンクを取りはずす必要があります。
その場合はFETやダイオードなど、ヒートシンクにネジ止めされてるものを取り外す、大手術になります。
ということで、一次コンデンサの劣化につながる前に、基板の端の二次側コンデンサを速攻で交換したほうがいいようです。
たいした本数でないので二次側はすべて交換します。
*1:最近の電源はまずファンコン機能がある。じゃまくさい