ターミネーター4放映版

先日フジTV系列で放映されたターミネーター4をようやく消化しました。


感想はというと、なかなかに面白かったです。
初代ターミネーターや二代目並にターミネーターは大暴れしてませんでしたが、その代わりにストリップのメカターミネーターやバイク型のモトターミネーターがよく動いていて非常に印象的でした。
なによりすごかったのが普通にオスプレイが登場してたところです。
映画に出すの速すぎないか??
米空軍太っ腹すぎる。


気になったところは、ちょっと話が良く出来すぎてとこたかな?
ターミネーターバイオハザードの映画版もそうですけど、一作目、二作目は、世界観を広め掘り下げるためにか、とある要素や事柄を繰り返し繰り返しそればっかりやるのです。
ターミネーターならシュワチャンが暴れまくったりT-2000が変態して殺しまくったり、バイオハザードならとにかく人犬問わずゾンビがでてきてそれをバカスカ撃ちまくり、見方側の人に遭遇するとかくT-ビィールスを連呼する。
全体の話やシナリオの整合性なんかは二の次、とにかく話膨らますために出した項目がなぜか伏線として期待されちゃったりするけど基本は投げっぱなしで、主人公側がギリで勝利して終わる。


でも4作目あたりになると、それを拾ってお話としてまるく収めなくちゃあいけない。
そのため説明シーンが増えて、いままでよく分からなかったからすごい怖い不思議謎と思ってたことに答えが用意されて、なーんだと肩透かしを喰らう。
その答えを知ると安堵感が生まれある程度興奮も落ち着き、その状態でクライマックスを見るわけだから実にすっきりした気持ちで見終わる形になる。
でもって、一作目ほどの衝撃はなく、すごく良く出来てるのにまあまあだったよなぁなどという感想に落ち着いてみたりするわけです。


というわけで、二作目が最高だったとかミモフタもないことを言って〆てみたりします。