X121e(E-300)のドライバアップデートでタッチパッドが使えなくなる

この記事の内容は過去のものです。2013年現在、ThinkVantageSystemUpdateよりタッチパッドドライバを問題なくアップデートできます。

レノボお仕着せツールのThinkVantageの中に、gnomeのアップデートマネージャを真似て作ったくさいThinkVantageSystemUpdateというドライバやレノボツールのアップデートマネージャがあるんですが、これを使ったらタッチパッドが使えなくなりました。


OS起動時から「ようこそ」の画面までは使えるのですが、ユーザー選んでログインすると使えなくなります。
いけず〜!!ってこういうことを言うんでしょうか。
あきらめずにしつこくぐるぐる触ってると、たまに反応するのがまた腹立ちます。


X121eのブツブツタッチパッドと赤いトラックポイント*1の組み合わせは、UltraNav(TM)というらしいです。
そのドライバーの実態はSynapticsのタッチパッドドライバみたいなんですが、これが上記の自動更新で16.1.1.0にアップデートされます。
でもってタッチパッドが効かなくなって、トラックポイントを使うことを強要されます。


無理やりにでもThinkPad教に入信させる気まんまんですね(お。
コンバットみたいな形のCPUでスパコンつくってた会社で、マニュアルからプレゼン資料までOASYS使うこと強要されるみたいなもんか*2


大半の人が困ると思うので、上記アップデートマネージャを使う場合はUltraNavのチェックをはずしておきます。
うっかりインストールしてしまった人は、UltraNavドライバーをアンインストールすると、指二本でドラッグとか端クリックでなんたらとかのMACBookみたいな機能のない、ごくシンプルなタッチパッドに戻ります。

12/08/07更新 古いドライバーをインストールすることで、再度使えるようになりました

レノボのドライバーダウンロードのページでは最新のドライバーしか表示されません。
しかし過去のバージョンのドライバくらいあるだろうと思い、過去のドライバーをgoogleで検索したらやっぱりでてきました


最新のもののファイル名は"6hgx58wj.exe"で過去のものは"6hgx53wj.exe"
この"6hgx53wj"のリリース日が2012/03/01で、リリースノートを確認してみると"X1 Hybridのサポート"が追加のバージョン15.3.39.1でした。


自分が買ったのは2012年3月中旬ですんで、X121eで使われていたのはもっと前のバージョンだろうと思い、ダウンロードページのドライバファイルのリンクのファイル名を、適当に"6hgx50wj.exe"に変えてみたらビンゴ。古いドライバを落とすことができました。
これはバージョン15.3.34.0、リリース2011/12/15のドライバで、ばっちり元通り快適に使えるようになりました。


リリースノートには、バージョン15.3.6.0が「初期導入用」とあるので、本来はこれが一番安定してるのかもしれないですが、動いているのでよしとします。


ああ無駄に疲れた。

*1:通称ThinkoPad

*2:いまはどうだかしらんが