坂道のアポロン#12/つり球#12
くっそ、リア充爆発しろ!!
坂道のアポロンの方はけいおん!!と同等もしくはそれ以上で動くし、つり球はジブリの劇場版並みに動くし10話から最終話はなんかゼーガペインみたいだったし、どちらもすごく面白かったです。
どちらの作品も、ラノベやSFでしかでてこない特異設定や口調*1や特殊趣味なキャラ*2は少ないし、タラレバ系ルールを施工してある同時間軸の特異な世界などでもないし、ごく普通のキャラと世界観を適用しているのが特徴的です。
ようするに目立とうとしてあまりに変な力学の働いてる世界にしたり、わけのわからん口調で仕様なアホ毛ヒロイン複数人出してつなぐような真似をしなくても、面白いアニメは十分作れるよってことを、今期のノイタミナ枠は実証してくれたわけでした。
しかし音楽がらみのアニメの基準が、けいおん!!や坂道のアポロンのそれを前提にするようになってしまった今、これからは非常に作るのが大変になるんだろうなぁ。
次のマクロスは大丈夫かな?
あとちょっと前までジェネオンというかパイオニアLDCは、結構アニメでロックがらみ*3の作品作ってましたが、あのレベルをいま作って放送したら、多分けちょんけちょんに馬鹿にされるんじゃね??とか余計な心配をしてみたりします。
はぁ。
つり球はともかくとして、坂道のアポロン#12Bパートは、非モテというか、それ相応の楽しい想いとつらい想いの両方の経験が浅い、記憶に刻まれるようなイベントのないうっかりした青春送ってしまった奴にとっては、ナイフでなます切りにされてるような演出のオンパレードであります。
なんか、別な意味で泣きながら最後まで見てました。
っていうかどう考えても俺的には坂道のアポロンよりは四畳半神話体系がフィットするのであります。
くっそ。
そんなところもいわゆる萌えアニメとは一味も二味も違うところがある作品だと思いました。