debianを4.0から6.0にバージョンアップした

CD-RWも焼けなくなる前にとっとと済ませました。


今回は50MB弱のCDイメージをつかってクリーンインストールしました。
CDイメージではディスク構成の変更と、ユーザーの設定、ネットワークの設定、インストールする機能選択する程度で、あとはフルオートです。


しらないうちに『Windowsより簡単』に進化していました。
問題は使いだすとWindowsよりずっと面倒くさいことです。


debianやその他Linuxのいいところは、十分にメモリの積んであるマシン構成では、WinXPより全体的に高速で体感的に軽いことです。
とくブラウザは、自分が使ってる1.6GhzのAthlonXPでは、2Ghzにクロップアップした時くらいにちがいます。
さらに速度が欲しかったなら、最適化ビルドをやってみると若干はやくなります。


逆にWindowsより劣る点は、GPU周りのサポートが弱いことです。
Windowsであれば、専業DVDプレイヤーソフトを購入するなどすれば、なにも考えなくともGPUの機能を自動検出して動作しますが、Linuxの方ではまあめちゃくちゃに苦労するといっていいと思います。
動画の再生もほぼソフトウェア再生です。
またFLASHもソフトオンリーだと思ったほうがいいです。

なんかetch(4.0)よりモッサリしている

6.0ではXorgでDRIが動いていません。
XvもSHMもです。
なんぞー!?


6.0からはVMWare上など仮想化ソフトウェアの上で動かす前提で、ハードウェア依存部を軒並み停止する方向性なのかな?

解決しました

debianのパッケージにfirmware-linuxがあります。それをapt-get installして再起動するだけです。
firmware-linux-free,firmware-linux-nonfreeの両方がありますが、両方入れます。最初、freeの方だけ入れたので、ちょっと悩みました。
Radeon-GPUが利用するマイクロコードは、ATiが権利を所持しているnonfreeのコードで、firmware-linux-nonfreeに含まれています。
これを後から入れる必要があるみたいです。


さらに手っ取り早く画面表示を高速にする方法として、libfreetype6を最適化ビルドするといいです。
これはフォントの描画を担当するライブラリです。
最適化ビルドすることで、X上に表示されるアンチエリアスのかけられた文字の表示が高速になります。
古くて遅いマシンであれば、ブラウザではてダ見ているときに体感で分かるくらいに変わります。


少ない労力でより快適にって奴です。