DVD-RWドライブも壊れた。

壊れたというか、DVDのみ読み込まなくなりました。


直前にDVDを焼いたときは、メモリを増設する前です。
きちんとRWディスクを焼けてもいました。


ということは…原因は、多分電源です。


最近のPCは、電源の+12Vをマザーボードに入力し、そこからスイッチング式の電源回路部を経てマザーボードで必要な各種電圧を生成します。
今回メモリを増設したことで、メモリーチップは8x3の24チップ増え、トータル48チップになってます。
増設ののちに他の部位が壊れたということは、マザーボードでの消費電力が増え、電源の12Vへの負荷が高まり、その煽りを受けてドライブ類の回転系で利用する12Vが不安定になったということだと思います。
DRAMは大昔からメインボードの中での大喰いの部品ですので予想はあながち間違ってないと思います。

12Vの田コネクタから生成するのは、CPUが利用する1.7V前後のコア電圧のみです。
メモリは3.3Vがそのまま使われるようです。
嘘ぶっこいてました。すみません。


昔の一台3万くらいしたSCSIドライブの時代は、ドライブ基板の電源回路部で、やっぱり12Vからレギュレータを経て9Vなどの回転系と5Vの信号系の電源つくってました。
最近の奴は、コストカットなのか電源の信頼性*1に全てを委ねる方式なのか、レギュレータそのものが載ってないのも少なく有りません。
上記の方式なら、多少不安定でも基板上でなんとかなるやもしれませんが、後者ならアウトです。


ということは、やはり電源交換しないとだめかなぁ。
ちっくしょー。
400Wの電源二年前に買ったのにー。
普通にHDDからの起動のみで使ってる分には、なんら問題ないのが腹が立つ。


やっぱりNECの安いPCサーバーかっときゃよかったー。

FDDの修理で完治しました

読み込まなくなった2モードFDDを一旦箱から外し、分解してみたらばハンダ割れのようでした。


今回修理したYE-DATAの2モードFDDの基板

目視だと割れてるようには見えませんが、電源の4ピン端子の足の周辺のハンダがまるく白くなっています。
基板に近い内部でクラックが発生している証拠です。
このまま抜き差しを繰り返すと、そのうちハンダがパキンと白丸の部分に沿って完全に割れて、コネクタが浮きグラグラになります。
FDDの小型の4ピン電源端子は、抜き差しのときにやたらと歪むのですぐにクラックが発生するのです。
このFDDを買う前に使っていた235HGでも、取っておいた基板を電子工作を始めてからしげしげと眺めたらそうなって壊れていました*2


参考までに、5年くらい前まで使っていた、富士通FMVに入っていた"TEAC 235HG"の基板

割れてますねー。これに気がついたら、すぐさま直して\1000節約できましたのぅ。



ということで、ハンダを溶かし直してから、新しいハンダを若干盛り艶を稼ぐような感じで付け直しましたところ、FDDは元気に読み込むようになりました。
そしてその副作用というかなんというか、DVD-RWも読み書きできるようになりました。
修理前のDVD-RWの書き込みは、4倍速のRWディスクを利用しているのにもかかわらず、なぜか2.4倍速でしか書き込めていなかったのでおかしいなと思っていたのですが、4倍速できちんと書き込めるようになっていました。


FDDドライブの小型の4ピン電源コネクタがハンダ割れを起こしたことで、通電したりしなかったりを短い期間で繰り返し、12V電源にスパイクでもでていたのでしょうか?
オシロスコープがないので不明です。
っていうか、前のDVDドライブやMOドライブが壊れた原因も、元をたどればこのクラックが原因なのかも..というか絶対そうですね。
疑ってスマンす。


FDDの修理も完了したことだし、3モードが使える235HGも買うのをヤメにしました。
IBMのUSB接続のFDDドライブで、1.2MBの読み書きフォーマットすべてが簡単にできたので、PC98やX68とのデータの受け渡しはこっちを使います。
ドライバはXPに最初から入っているので、1.2MBモード絡みの面倒な設定は、一切必要ないようです。


はぁ。
まだまだ甘いですのぅ。
失礼しますた。

*1:国産のコンデンサじゃないのにあるわけねーじゃん

*2:その頃は知識が足りなかったので修理できませんでした