SSパッド->X68変換器を作ってみる(その8)
暑くなったわりには風が冷たいので、嫌な感じがしていましたが、やっぱり風邪を引きました。
風邪にかかるくらいは別に辛い程度なんで問題ないのですが、風邪薬を飲むと眠くてしょうがないのが嫌過ぎ。
基板を作る前にATARIモードの方を、また修正しました*1。
- ABCXYZの6ボタンそれぞれに、ボタンアサインを設定できるようにした。
- 上記6種のボタンアサインは、変換基板上のModeスイッチを入れてから、SSパッドのA-Zのボタンを押すと切り替えられる。
- 変更したボタンアサインは、PICマイコンのEEPROMに記憶され、電源を切っても保持される。
これでだいぶ使いやすくなりました。
ボタンアサインの種類は以下のようにしました。
- SlotA - A/B/A /(a/b/a) /SEL/---/RUN
- SlotB - B/A/A /(b/a/a) /SEL/---/RUN アサインAのA/B逆転
- SlotC - A/B/AB/(a/b/ab)/SEL/---/RUN SSのCボタンが、AB同時押しのCに対応します
- SlotZ - B/A/A /(b/a/ab)/SEL/---/RUN アサインCのA/B逆転
- SlotX - A/B/A /(C/D/C) /AC /BD /--- いわゆる餓狼伝説用の魔法パッド。LにAC、RにBDの同時押しを割り当てる。
- SlotY - A/B/C /(B/C/D) /AC /BD /--- いわゆる餓狼伝説用の魔法パッド。SSパッドのAXYZにABCDの並びにする*2。L/Rは同上。
上記のホニャララの読み方は、
- Slot(A-Z)は、ボタンアサインの設定スロット6種。
- その後のハイフンの次の羅列は、セガサターンパッドのボタン"A/B/C (X/Y/X) L/R/START"に対応する、ATARIパッドのボタンを記しています。
- 小文字のものは連射設定がかけられている。
ボタンアサインのデータは、PICマイコンのEEPROMに書きこんであり、起動時にPICのSRAMにコピーしてから動作します。
パッド操作で上記のスロットのデータを自由に設定できるようにするのが当面の目標なのだが、カスタマイズ性を極限にまで追求した結果、ろくすっぽカスタマイズせずに使われる結果に陥ったX68のTFやSTFとかいうファイラーというソフトウェアもあったことだし、この辺はどうするか悩みどころ。
人間は、いろいろカスタマイズできるようになったとしても、操作や設定がめんどくさくなればなるほど『プリセットで使う』傾向にあるわけで*3…。
ボタンの連射は、連射なし/低速/高速の三段階にできるように作ってあり、既に稼働済み。
ボタンアサイン同様プリセットで設定することで好きなボタンに連射を効かせられる。
SEL/RUNや、魔法パッドのCやDにも連射を設定することが可能です*4。
次は、使用中にどうやって連射設定を切り替えるかを思案中。
ボタンアサインの切り替えはそれほど頻度が多くないので、変換基板上のスライドスイッチ(Modeスイッチ)とSSパッドのボタン一個で検出するように実装した。
しかし連射設定は、アサイン変更よりはずっと頻度が多いと思われるので、できたらSSパッドの操作だけで切り替えたい。
SSパッドのL+R+ST+(A-Z)の4ボタンを押したら、トグルで切り替わるようにすればいいかな?
いや、それではL/Rに連射割り当てられない。
どうしようっかな。