スパコンでやれそうなFM音源ネタ

スパコンというかグリッドコンピューティングでなにかやれないか。
世間一般でいうところのシュミレーションは、地震予知や医療、DNAがらみ、未知の惑星に関する云々ばかりで、PCでコンテンツを楽しむだけの発信しない大多数のPCユーザーにとって身近ではないところにある。
ということで、超身近なところで応用できそうなことはなにかと考えたら、FM音源の音色作りが思いついた。



まず、グリッド上でFM音源とスピーカーなどのモデルを構築する。
その中でFM音源を鳴らしスピーカーから出る音をWAVで保存。
保存したサンプルを、現在一般的な音色とされている楽器音源のWAV音源の音色と、周波数やエンベロープを比較する。
比較した上で結果に重み付け、どんだけ分析結果が近いかを点数づけする。
この作業を、FM音源の音色レジスタのパラメータを変え、総当たり戦で行う。


結果が一番よい組み合わせの音色が、たぶん、現実の音色に一番近い、よい音色ってことになる。



うーん。
ユーザーのPC設備で組んだグリッドでなんとかできそうだけど、できた結果が広く使われるかどうかは、神*1のみぞ知るって感じかな?


いままでのFM音源の音色作りっていうと、実際にパラメータ変えて、曲ならして確かめて、調整してって感じで詰めていった職人印のものばかりで、出力音をコンピューターに周波数分析させて比較して寄せていくってアプローチでやったとこはないんじゃないだろうか。

*1:ニコ動FM部のひととか