新・映像の世紀 最終回は残念無念

なんだかなぁ。最初から最後までイライラして終わった。


この特集は前の5回まではよかったのさ。
他のサイト他では賛否両論の意見があったけど、番組そのものはすくなくとも過去の歴史の事実を軸にしたものでした。
『○○っていう人物(指導者)が□□なることをやって、その結果が△△になった』という解りやすくて完了した事実を伝えるものでした。
映像になにかしら偏向的な編集があったとしても、前述の形式から外れるものではない。
誰かの明確な目的と意思があって、それによって歴史がこんなん動きましたよってのを追体験できたわけで、番組のコンセプトはズレてない。


それが最終回ときたらさ...なんだよ...あれ。
まず指導者らしいヤツがでてきていない。
そいつがいないから確固たる目的や意志は当然でてこない。
それなのに群集がスマホやケータイ片手に騒いでるだけで歴史が変わったとのたまう。
誰でも映像で歴史を変えられるとかいう印象を与えてくる。
う・さ・ん・く・さ・い。


だいたい歴史が変わるには、それ相応の前提になる社会問題や、国際情勢なんかがもあるし、後ろでアメリカ含む民主化工作に意欲的な国家の干渉みたいなものもすくなからずあったと思うんだけど、そういう薄ら暗い解説はほぼなし。
まるで群集だけですべてが完了したかのように思わせる編集はみていて釈然としない。


もっとも現在進行形の問題で、過去の歴史ではないから、好きなように報道できないのかもしれない。
もしくはさまざまな一般人のケースを1時間の尺に持ち込んだ為、解説の尺がとれなかったのかもしれない。
どちらにしても最終回が一番酷かった。

トランプ氏はひでーな

米国の大統領候補があれはないと思う。


少なくとも議論ができる人が上に立つべきなのはわかりきったことだけど、あの人は議論のようにきこえる演説はしても、結論は常に俺論で〆るタイプのスーパーワンマンにしかおもえない。


俺は彼が嫌い。